
|
 |
| 2009年11月21日(土) ■ |
 |
| 自然光が入ります |
 |
映画「アウェイ・フロム・ハー君を想う」(サラ・ポーリー監督)から。 作品としては、44年間連れ添った仲睦まじい老夫婦が、 妻のアルツハイマー病発症をきっかけに、ふたりの関係に変化が生じる。 その展開には驚かなかったが、妻が入ることになった施設(ホーム)の説明に ちょっと笑ってしまった。 入所に不安を抱えている家族や見学者に対して、 同じ場所で、施設の責任者が、同じフレーズを口にする。 それがなんと「自然光が入ります」だった。 病院や老人ホームなど、治療をしている場所だからだろうか、 妙に「暗い所ではありませんよ」と強調しているようでメモをした。 そういえば、私の地元に開館しているシネコンは、 今まで暗いイメージがあった映画館のロビーに、「自然光」を取り入れて、 明るい待ち合わせの場所として成功している。 写真なども、家の中ライトをあてて撮影するよりも、 自然光の下で撮影した方が、より明るい感じが出ると言う。 「自然光」って単語、これからいろいろな分野で、目にする予感がする。 「太陽光や月光が入ります」より、オシャレなのかな。(笑)
|
|