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| 2009年11月14日(土) ■ |
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| 人はやっぱり海から生まれてきたのかもしれない |
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テレビ番組「NHK ドキュメント20min.」から。 先日、この番組、必見です・・とメールが届き、 いつもなら寝ている午前0:10〜0:30放送を楽しみに観た。 自分の体と足ひれだけで、105mという深海にたどり着いた日本人、 篠宮龍三さんの特集であった。 空気タンクを背負わず、できるだけ深い海へと潜る水中競技、 「フリーダイビング」という競技も、初めて知った。(汗) ナレーションが、ちびまる子ちゃん(TARAKOさん)・・だったからか、 海の中なのに、宇宙遊泳している感じたなぁ、と感じていたら、 タイミングよく、このフレーズが耳に入ってきた。 「世界で100m以上潜れる人は12人。月へ行った人と同じくらい少ない」 実際、深海105mの世界を、篠宮さんは、こう表現した。 「無限の暗闇・永遠の静寂」・・まさしく「宇宙」ではないか。 「黒い海」の中へ落ちていく、といった表現が相応しかった。 驚きの連続の映像にも負けないほど、彼の言葉には、説得力がある。 潜っている自分の映像を眺めて 「人間っぽくないな、海の生き物みたい」と苦笑いをし、 「(深海は)死に近いはずなのに、暖かさや優しさを感じる」と語った。 そして、潜っている時の気持ちを 「海に溶ける感じ、大海の一滴となる」と呟いたあと、 「人はやっぱり海から生まれてきたのかもしれない」と呟いた。 う〜ん、カッコいい。彼しか言えない台詞だな。
PS. 脳や心臓などの生命を維持する為の器官に血流が集まる現象 「ブラッドシフト」なども強化され、まだ進化しているという。 人間って、まだ進化できるのかぁ・・とメモを続けた。
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