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| 2009年10月25日(日) ■ |
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| 読み手は、誤読の権利がある |
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国民文化祭「五行歌」のパネルディスカッション、 その事前打ち合わせで耳にしたフレーズ。 詳しいことはわからないけれど、 俳句、短歌、川柳、五行歌など詩歌と呼ばれる作品は、 作者の意図と読み手の感じ方が違うことが多々ある。 作品を公表し作者本人の手から離れた瞬間から、 その意味は、読み手のものになる、という意味だろうか。 読み手が、どう間違って読もうが、どう感じようが、 それは「読み手の権利」なんだ、と知ったら、楽しくなってきた。 詩歌に限らず、文化芸術と呼ばれるものには、ついてまわること。 絵画でも、音楽でも、文学でも、映画でも・・・ それがまた面白いところなのかもしれないな、と思い直した。 まったく反対の感じ方をされても、それはそれでいい。 深く深く考えなくてもいい・・自分が心で感じた気持ちが一番。 そんなことを教えてくれたフレーズであった。 (こんな解釈も誤読だったりして・・(汗)) 「読み手は、誤読の権利がある」 たぶん、これからも書き続けるであろう私には、 過激な読者のコメントに、一喜一憂しないためのお守りとしたい。
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