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| 2009年08月14日(金) ■ |
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| 詩歌の赤ちゃんを、みんなで育てましょう |
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今秋に開催される「国文祭」。 正式には「第24回国民文化祭・しずおか2009」。 国体の文化版、と言った方が判りやすいだろうか。 わが町は「文芸祭・五行歌」を担当し、 「五行歌の魅力を全国に発信する祭典」とも言える。 詩歌といえば、俳句・短歌・川柳・・が主だけど、 その出来てきた背景、歴史から考えて、全て同等には語れない。 そう考えていたところ、なるほど・・と思える話を耳にした。 「五行歌は、詩歌の赤ちゃん」という発想である。 言い換えれば、 「俳句」「短歌」は、既に文化として成熟している。 「川柳」も、歴史は浅いが、それなりに定着してきている。 それに比べ「五行歌」は、まだ生まれたばかりの赤ちゃん。 異論はあるかもしれないが、「俳句」「短歌」という夫婦に、 「川柳」という子どもが生まれ、その家族にまた、 「五行歌」という赤ちゃんが、久しぶりに生まれた。 そんな各々の位置づけが、私の中で整理できた。 日常の言葉を使い、五行で書く以外、制限がまったくない 「五行歌」を、詩歌の赤ちゃんとして、専門家だけでなく、 地域のみんなで育ててみようじゃないか。 それが今回の「国民文化祭」の位置づけのような気がする。 俳句や短歌、川柳より、優れている・・などと考えずに、 「詩歌の赤ちゃんを、みんなで育てましょう」がいいな。 子育てのサポートなら、多くの人が参加できるから。
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