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| 2009年07月30日(木) ■ |
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| 「うぉ〜」は、尺玉(大玉)存在感の証 |
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業務終了後、職場のスタッフに誘われて、久しぶりに ビール持参で、熱海海上花火大会へ足を運んだ。 今回は、砂浜から見上げる花火を堪能したが、 まわりから聞こえる・歓声・ため息から、 大玉(尺玉)の存在感を、思い知らされることとなった。 仕掛け花火やスターマインは、ハート型やドラえもん型など、 ちょっと観客に喜ばれそうな工夫がされていたが、 まわりから聞こえてくる声は「うぁ〜」。 それに比べ、何十年も前から、ずっと同じ丸型であるのに、 他を圧倒して、ひゅるひゅる〜と夜空に上がったかと思うと、 パッと破裂して、観客の頭上で大輪をひらく尺玉の場合、 まわりから聞こえてくる声は「うぉ〜」。 この違いは「一流」と「超一流」の違いにも似ている。 なかなか雲が流れなく、イライラしていた私たちの不満をよそに、 「ど〜ん」と大きな音を立てて「どうだ!これが花火だ」とばかりの とんでもない大きさに、なぜか私の心は和んだ。 時代の流れを意識した「うぁ〜」と喜ばれる工夫も大切だけど、 やはり「うぉ〜」と言われる存在になりたいな、と感じながら ほろ酔い気分で帰路についた花火大会である。
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