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| 2007年04月12日(木) ■ |
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| 畏れながら申し上げます |
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勿論、NHK大河ドラマ「風林火山」の気になる台詞だが、 私は「恐れながら申し上げます」しか思い付かなかった。 家来が殿に向かって発するシーンが多かったので、 「怒られるかもしれませんが・・一言言わせていただきます」と いう意味で使うのかと。(汗) しかし、歴史大好きのメル友から 「『畏れながら申し上げます!』は、私もツボな台詞ですよ!」と 掲示板に書き込みがあって、もしかしたら・・と調べてみた。 彼には「部下の武将が諫言する際」と「伝令が速報を告げる際」、 2パターンの使い方があることまで教えていただいた。 辞書には「おそれながら」は【恐れ乍ら】(副) 「失礼ではあるが。恐れ多いことであるが。」の意味があるが 「おそれ」となると「恐れ」だけでなく、 悪いことが起こるのではないかという心配。懸念。(「虞」とも書く) 神仏や年長者に対するつつしみ。はばかり。(「畏れ」とも書く) という字もあることを知った。 私としては「畏れながら申し上げます」の方が、 今回のドラマには相応しい漢字かな、と感じている。(笑)
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