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| 2007年04月04日(水) ■ |
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| 自分自身がキラキラしていることしか、他人にしてやれることはない |
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「ばななブレイク」(吉本ばなな著・幻冬舎・305頁)から、 気になる一言。 作家・吉本ばななさんが、知人・友人をタイトルに、 その人に感じた特徴などを書き綴ったエッセイ集である。 今回のフレーズは「村上龍」さん編。 他人に何かしてやれるものがあるとしたら、 それは「自分自身がキラキラしていることしかない」と言う。 自分がドキドキ・ワクワクするようなもの、 またはそのことを考えていると、キラキラしているもの。 そんなものでなかったら、他人に何かしてあげようなんて 自分中心の思いあがりだ、と叱られたようだった。 「私に何かしてあげられることはありませんか?」と尋ねる前に、 もう一度、このフレーズを思い出して欲しい。 私にとっては、とても厳しい視点だけれど、 なるほどなぁ、と反省した表現となった気がする。
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