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| 2007年02月19日(月) ■ |
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| キティちゃんには口がない |
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作品全体としては、なかなか理解しがたい映画だった 「tokyo.sora」(監督・今井寛)からもうひとつ。 少しでも役に立つ台詞、発想を・・とメモしていたら、 この台詞が浮かび上がってきた。 以前、なぜ「キティちゃん」等のキャラクターが受けるのかは、 気になる一言で紹介した。 「キティちゃんにはスキャンダルがない」から、 メーカーとしては、イメージを壊す心配がない。 だから芸能人やスポーツ選手を起用するより長期間、採用できる。 当時、なるほどなぁ、とメモをした。 しかし「数あるキャラクター商品の中で、 どうして『キティちゃん』なんだろう」という疑問は残ったまま。 それを解決してくれたのが、この台詞であった。 「口」の形を自分でイメージすることにより、 悲しい顔のキティちゃんになったり、笑っているキティちゃんになる。 だから、自分の気持ち次第で、一緒に喜んでくれたり、 一緒に悲しんでくれる相手として、そばに置きたくなる。 ヒットの原因は「口がない」ことか・・・なかなか奥が深いな。
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