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| 2006年12月19日(火) ■ |
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| 男は無理矢理作ったんです。 |
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対談集「人間の男(オス)女(メス)の怪」から、気になる一言。 (養老猛司・阿川佐和子著・大和書房・206頁) ミリオンセラーを記録した「バカの壁」で一躍有名になった 養老猛司さんと、女優・阿川佐和子さんの対談集である。 昆虫採集が趣味の養老氏が、生物学的に男と女について話す。 その中で面白かった雑学をメモにした。 「放っときゃ女になるものを無理矢理、男に引っ張るわけです」と 受精卵の成長を説明していた。 言い換えると「性腺原器がそのまんま何にもしないでいれば、 卵巣になって女になるんです」ということらしい。 その説明が、テンポが良くわかりやすかった。 また「鳥と爬虫類は、その逆」という説明で、 「ニワトリのメスから卵巣を取ると、トサカが生えてきて コケコッコーと鳴く」という例えに私のアンテナが引っかかった。 人間も含めて、生物って面白い。 核戦争なんてしている場合じゃない、もっともっと 「人間の男(オス)女(メス)」について知りたくなった。
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