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| 2006年10月21日(土) ■ |
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| 0を発見した人間は、偉大だと思わないかね |
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映画化された書籍「博士の愛した数式」 (小川洋子著・新潮文庫・282頁)から、気になる一言。 この台詞の後、博士は家政婦の主人公にこう説明した。 「名もないインドの数学者 無を数字で表現したんだ。 非存在を存在させた。素晴らしいじゃないか」と。 数学者の話は、ちょっと変わった人が多くて面白い。 私たちの知らない人種の世界だから、 これってフィクションではなくノンフィクション?と 思わせてくれるほど、引き込まれていってしまう。 バリバリデジタル理数系の人々が、 意外と、生活はアナログで人間味があったり、 私達以上に芸術に詳しかったり、魅力的な人が多いのも事実。 そういえば「国家の品格」の著者・藤原正彦氏も数学者だった。 「0を発見した人間は、偉大」あらためて、唸ってしまった。 存在自体、何も疑問を持たなかった「0」という数字に対して、 ここまで、思い入れがある数学者から目が離せない。
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