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| 2006年09月10日(日) ■ |
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| 私にとって、痛みはとても大切なものです |
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(両足)義足のランナー島袋勉さんの講演を聴いた。 演題は「夢をあきらめない」。 出来ないことを探すのではなく、出来る方法を考えよう。 言い換えれば、不便なことはあるけれど、出来ないことはない。 これが、彼の根底に流れているプラス思考であった。 両足義足でホノルルマラソンを完走したのは、彼しかいない。 そんなメモだらけの手帳から、気になる一言に選んだのは、 「血が流れていても、痛みがないから気付かないんだ、 足の指がなくなっても気付かないんです」と話した後に、 サラッと呟いたけれど、私の心のアンテナには響いた台詞。 さらに「だから、痛みには感謝するんです」と付け加えて・・。 健常者は「出来ることなら痛くない方がいい」と思う。 身体的な痛みだけでなく、心の痛みだってそうだ。 しかし、神経が麻痺している障害者にとって 痛いという感覚は、他人に指摘されなければ、 血が流れているのさえわからず、生命の危機にもなる。 それほど、痛いという感覚は、大切なもののようだ。 「体も心も、痛いということは、生きているって証拠」 そんなフレーズが頭に浮かんできた講演会であった。
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