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2006年02月26日(日)
荒川静香さんの勝因を「毛利元就の三本の矢」

前評判とは違い、なかなかメダルに届かなかった
トリノ・オリンピックの日本選手団。
期待の選手が負けるたびに、マスコミと解説者は、
これでもかというくらい「敗因」を探し続け、番組・紙面を埋めた。
ところが女子フィギィアスケートで、荒川静香選手が優勝した途端、
彼女の努力の奇跡を特集した。
違った角度から捉えた「勝因」を目にすることはなかった。
今回の優勝候補、ロシアのスルツカヤさんや、
以前の大会で優勝確実と言われた伊藤みどりさんなど、
想像を絶するプレッシャーに耐えられず転倒したシーンを
私は何度も目にしている。
しかし今回の荒川さんには「村主章枝さん、安藤美姫さん」がいた。
一人では潰れてしまうほどの国民の期待を、ライバルとはいえ、
3人で受けたからプレッシャーは分散されたと思う。
荒川静香さんの勝因を「毛利元就の三本の矢」と表現したい。
3人の息子達に諭した、
1本では簡単に折れた矢も、3本の矢を束ねれば折れない、
という戦国武将、毛利元就の有名な話である。
今回は3人で掴んだ「金メダル」だといっても過言ではないだろう。
村主さん、安藤さん、ありがとう、そしてお疲れさまでした。