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| 2005年03月01日(火) ■ |
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| 適材適木 |
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森林の担当者が集まる会議で、この四字熟語をはじめて聴いた。 「適材適所」のパロディ、いや応用かな?程度の認識で 帰庁後、インターネットで検索したら、恥ずかしいことに この四字熟語が、いくつもヒットした。 山の上の方は桧の木群、下側には杉の木群、 その下はしい・かしの広葉樹など、山にも木を植える場所がある。 杉の木は水が豊富に必要なので谷間に、桧は山の方にと植える、 このような植林のノウハウを「適材適木」というらしい。 これが、先代たちからの教え、知恵である。 ちゃんと植林すれば、山の資源が循環するようになり 近隣の川や動物などに、また人間にも恵みを与えるというシステム。 私はこの「適材適木」の言葉を知って、ハッとさせられた。 儲かるから、早く育つから・・を理由に、場所を無視した植林が 日本全国に蔓延し、災害に弱い国土を作ってしまった気がする。 最近、大雨の時によく耳にする土石流も(もしかしたら花粉症も) 昔の人が知恵として伝えてきた「適材適木」の考えを聞かずに、 欲だけで植林してきたことが原因になっているのでは、と思う。 50〜60年のサイクルが、長いのか短いのか、 もう一度、私たちはじっくり考える必要がありそうである。 次世代の子供たちに、住みやすい日本を残すためにも・・・。
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