
|
 |
| 2005年02月26日(土) ■ |
 |
| 少子化の元凶は働く女じゃなくて、幸せな主婦の愚痴だね |
 |
第132回直木賞受賞作「対岸の彼女」(角田光代著)が読みたくなって 本屋を探しまわったが、まだ入荷しておらず、あきらめかけた。 しかし「オール讀物3月号」に「対岸の彼女(抄)」の文字を見つけ、 ハードカバーを待ちきれなく買ってしまった。 長編のため、作者の了解を得て、全15章のうち第8章までを中心に 抄録されたものであるから、一気に読み切れた。 気になる一言は、その中の台詞。 勝ち組のはずである主婦たち愚痴が、負け犬と言われた独身女性たちの 結婚願望を低下させるというその視点が面白かった。 「こうして結婚しない、子どもの産まない女が増えんのよ」と呟いて。 また「ひとりじゃやってく勇気がなかった。働いてく自信がなかった」 と結婚した理由を話す主婦と、 「結婚して母親になる勇気がない。仕事なんて楽だよ」という独身女。 これまた、なるほどなぁ・・とメモを続けた。 たぶんストーリーはこれからが本番、どんどん展開していくのだろう。 結末が楽しみにしている。
PS. 逆に直木賞候補で終わった、伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」は 選考者に評判が良くなかったようだ。 「アヒルと鴨のコインロッカー」の印象が強かったから、 今回も期待していたのに残念である。 「対岸の彼女」読破後、ゆっくり読もうと思う。
|
|