初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2004年04月01日(木)
松井選手は「帰ってきた」のではなく「やってきた」

開幕戦直前会見で、ヤンキースの松井選手は
「ヤンキースの一員として勝つために来た」とコメントした。
つい私たちジャイアンツファンは、彼のことを考えず、
松井が東京ドームに帰ってきた、と表現してしまう。
もう彼にとって、東京ドームは10年間プレーした場所ではなく、
MLB日本開幕戦、ヤンキースvsデビルレイズ戦いの場所であった。
「今までとは違った松井秀喜を見せたいと思う」と意欲を見せた彼、
そして本当に、ひとまわりもふたまわりも成長した姿を
我々に見せてくれた。
それなのに、新聞やテレビをはじめとしたマスコミは
「帰ってきた」というフレーズを何度も何度も使っていたから
ちょっと皮肉を込めて、気になる一言。
彼の発する言葉を丁寧に聴き、その想いを伝える。
それが、マスコミの役目であると思うのだが・・。
ところで、サッカーの海外組のプレーを見て、
ふと同じ言葉が浮かんだから、もう一度、念押し。
彼らは、オリンピックやワールドカップの為に、
日本へ「帰ってきた」のではなく、
シーズン途中に「やってきた」という感覚であって欲しい。
いくら海外で活躍していても「帰ってきた」という感覚では
いいプレイが期待できない。
選手もサポーターも、このために「帰ってきた」という意識を
捨てないと、彼らを使い続けることになる。
それが、日本サッカーの一番の落とし穴かもしれないな、と思った。