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しもさんの「気になる一言」
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2003年07月08日(火)
ほめるより、一緒に喜ぶ

ミセス8月号に掲載されていた、直木賞作家・重松清さんのエッセイ。
(2001年「ビタミンF」で受賞)
私にとって、久しぶりに「目から鱗の子育て論」だった。
年頃の娘を持つ親としては、イライラがつのるばかりであったが
このフレーズと出逢って、なぜか気分が晴れた。
子どもを褒める時って、どうしても親の期待に応えてくれた時が多い。
そんな私たちの気持ちを察してか、
「親の期待に応えたから・・ほめるのですか。」
「子どもって、親にほめられるより、親をびっくりさせる方が、
絶対に楽しいんだよなぁ」というフレーズが、心に染み込んできた。
「びっくりした?」「うん、とってもびっくりした」
こんな会話が、子育ての理想なんだろうなぁ・・と実感した。
振り返ってみると、親の言うことをしっかり守り、成績などで
がんばった時に、褒めていたような気がする。
これから、子育てをする人、今、真っ最中の人。
子どものすることに興味を示し、へぇ・・ほぅ・・という単語が
自然に出るような子育てをしてみたらどうだろうか?
私も、まだまだ子育て真っ最中。
一緒になって、喜んだり驚いて見たい、彼女が結婚するまでは。