初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2003年06月25日(水)
人間が動くことを「働く」という

ラジオから流れてきたメッセージたった。
夏目漱石は「草枕」の一節で「智に働けば角が立つ」と書いた。
あれは単純に「智で動けば角が立つ」の間違いかも・・
もしかしたら、漱石は意識的に
「動く」と書かずに「働く」と書いていたかもしれない。
そんな会話をしていた気がする。
それは、人間が動くことは、単なる「動く」ではない。
それには必ず目的があるから「働く」になるのではないか、と
私なりに解釈を加えてみた。
しかし「働く」ほど、いろいろな意味がある単語も珍しい。
いい意味でも、悪い意味でも使われてる。
「このプロジェクトの中心になって働く」「遠心力が働く」
「制御装置が働く」「盗みを働く」「不正を働く」等。
逆に、働くという行為は、その人の心がけ次第で
よい結果も生むし、悪い結果も生むと言うことであろう。
フリーターでも、公務員でも「働く」という行為には変わりがない。
出来ることなら、よい意味での「働く」を使いたいものである。