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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2003年06月17日(火)
ナースキャップを外します

静岡のある病院で、看護婦(看護士っていうんだっけ?)が
かぶっているナースキャップをやめた、という話を聴いた。
ふと看護学校の卒業式には、欠かせない戴帽式が思い浮かんだ。
あのキャップを先輩に付けていただくことで、
「あ〜、これで私も看護婦なんだ」と実感した話をよく耳にしたから。
しかし、あえてこのナースキャップの必要性を問い、
今まで患者や医療器具に引っ掛かって困ったことを検討し、
外しても困らないことを、みんなで確認したという。
「当たり前を見直そう」。
この言葉は、簡単そうで難しい。
「必要性は感じないけれど、あっても困らないからそのまま」
これが私たち生活者の感覚である。
それを一歩踏み込んで「なくても困らないからやめる」となれば
私たちの日常生活も大きく変わることはわかっているのだが・・。
なかなか片づかない私の部屋と同じだな、と苦笑いしながらも
なかなか変わらない「行政改革」の大切な視点でもあることに気付き
システム手帳にメモをした。