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しもさんの「気になる一言」
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2003年06月09日(月)
恋の夢 集めて咲きし 紫陽花か

柄にもなく・・という声が聞こえてきそうですが・・
梅雨入り前、いろいろな種類の紫陽花が咲き乱れている。
そして、写真好きのネット人は、自分で撮った紫陽花の画像で
私たちの心を癒してくれている。
この台詞は、先日出かけた飲み屋さんのトイレで見つけた俳句。
こんなところにも、季節感が・・と喜びメモをした。
いやぁ、お恥ずかしい・・とママは言うけれど、なかなかの作品。
(実は、何にもわからないのですが・・感覚で)
あれは花なのか、葉っぱなのか、それすらわからない。
ただ、小さなものが集まって、ひとつの大きな輝きとなる。
その魅力は、大きな花一輪より、私を惹きつける。
所詮人間は一人では生きられない。多くの人との交わりが
そのひとの人生を豊かにし、輝きに深みを増すらしい。
たとえ一つひとつの経験は、たいした事でなくても、
それが多く集まれば、真紅のバラ一輪にも負けないであろう。
かえって、多くの人たちに愛される花になれる気さえする。
トイレに行くたびにこの俳句を眺めたが、
私には紫陽花から「恋の夢」なんて表現が思いつかなかった。
素敵な歳を重ね、多くの方と接してきた女性だからこそ言える
ちょっぴり艶っぽい言葉なのかもしれない、と思い直した。
さて(恋の夢を探しに)鎌倉に紫陽花でも見に出かけようかな・・