
|
 |
| 2003年05月17日(土) ■ |
 |
| 老若男女のあったかコンサート、私から拍手。 |
 |
3歳の幼児から80代の男性まで、 自分のレベルで精一杯演奏した約80人の演奏会が わが町の公民館で開催された。 約5時間に及ぶ、俗に言うマラソンコンサート。 プロ級の腕前から、片手で鍵盤を叩く人まで、 ピアノ演奏から、ギター、フルート、オカリナ、横笛まで、 そしてGパン姿から、タキシードの男性、ロングドレスの女性まで、 それぞれの想いで、演奏された。 特筆すべきは、最後まで観客が多かったことであろう。 演奏者でも、その身内でもない人たちが、素人の演奏に 拍手で応援している姿は、私の胸を熱くした。 通常、こういった演奏会は、自分の演奏が終われば帰ってしまう。 だから、観客はほとんどいない、という光景を見かけるのだが、 わが町のコンサートは違った。嬉しかった。 親子のほのぼの連弾に拍手、友達同士のリコーダー合奏に拍手。 楽譜を忘れてしまった高齢者には、頑張れ〜の拍手。 とっても温かい拍手に包まれたコンサートだった。 スポーツとは違う、記録・勝敗にこだわらない音楽の分野。 記憶に留めたかったので、私の感想が、今日の気になる一言。 来年は、ちょっとだけ、頑張れ〜の拍手を受けたくなった。
|
|