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| 2003年04月30日(水) ■ |
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| カメラ付き携帯も、立派なカメラ |
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カメラ付き携帯の被害を受けているのは、美術館かもしれない・・ そう思わせる記事を見つけた。 美術品は、原則「館内写真撮影禁止」。 もちろん、著作権の保護という立場もあるけれど、 フラッシュが作品を傷める恐れもあるからだと、関係者は言う。 しかし、あまりに手軽すぎて、そんなことを考える人が少なく、 パシャ、パシャとフラッシュがたかれる。 そんなモラルもない日本に、外国の作品を貸してくれなくなったら 私としては、とても淋しい気がする。 でも、それが現実だし、賃貸契約に写真撮影禁止が盛り込まれていたら 契約違反として、多額のお金を請求されるケースだって考えられる。 今後ますます、カメラ付き携帯の技術が進み、画素数も格段と増えたら、 デジタルカメラすら姿を消すかもしれない。 その時のために、今から携帯付きカメラに対するモラル教育を する必要があると思う。 本音は、せっかくゆったりとした時間と雰囲気を味わいに訪れる美術館、 記念撮影が当然の観光地とは違うんだよ、という気持ちが強い。 単なる集客のために、写真を撮る人に強く注意が出来ないとしたら それは本末転倒になっている気がしてならない。
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