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| 2003年04月25日(金) ■ |
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| 「正しいか、正しくないか」ではなく「伝わるか、伝わらないか」 |
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最近、愛読書の1つに加えた「編集会議」(宣伝会議刊)。 その中に、永六輔さんのコメントを見つけた。 日本語ブームだけれど、問題にしているのは 「正しいか、正しくないか」。それはおかしい。 言葉を分けるなら「古いか、新しいか」であり、 言葉を知っているかどうか、どう使うかが大切です、と。 話している相手に伝わるかどうかであり、 他の人にわかる必要はないのだから・・。 だから独特の方言で会話をしても、話す相手に伝わればそれでいい、 という視点は、私にとって貴重なアドバイスになった。 さらに、対談とか座談会の記事によく見かける「(笑)」に触れて あれは何のために書くのかな?と尋ねている部分があった。 あれがなくたって、おかしいものはおかしいんですよ、とね。 「(笑)」を、頻繁に使う私には、ドキッとしたコメントである。 「がはは」なのか「うふふ」なのか、わからないでしょ。 そう言われている気がした。 今日から、出来るだけ 「(笑)」は使わないようにしよう、と思う。 文字で会話するというのは、本当に難しいけれど、楽しそうだ。 いろいろな笑いを全て「(笑)」で済ませていた私は、大反省をした。 今は「声にならない笑い」を、どういう文字で表現しようか、思案中。 あぁ、今日も寝られなくなりそうだ。
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