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しもさんの「気になる一言」
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2003年04月18日(金)
「一眼国」と「修破離」

ふたつの関連性や脈略も何もない言葉だけれど、
メモとして残しておきたい語句だったので、取り上げた。
「一眼国」は「龍は眠る」(宮部みゆき著)から。
「「一眼国(ひとつめこく)」の話。
見せ物にしようと、一つ目の人間の住む国を探しに行った人間が
逆に彼らに捕まって見せ物にされる、というお話。
(私達の生活にも、こんなことって良くあるよなぁ、なんて思う)
「修破離」は女流官能作家、藍川京さんのインタビューから。
「修破離」とは、
習い「修」めたことがらを、独自の考えで打ち「破」り、
最終的には、そこから「離」れることで完成する。
学問の心構えとして、紹介されていた。
習うことで満足していないか?、独自の考えがあるか?
ぬくぬくとした場から離れられるのか?など、考えてみると
自分は「修破離」の「修」にも達していないことに気付く。 (笑)
何かを学ぼうとしている人に、是非教えてあげたい言葉である。
もしかしたら、学問に限った事ではないかもしれない。
いろいろな事に、この「修破離」を当てはめてみよう。
気付くことがあるはずである。
なかなか難しいフローであることには限りないけれど・・。