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しもさんの「気になる一言」
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2003年04月06日(日)
注目は「アトム(原子)爆弾と劣化ウラン」

巷では、4月7日が鉄腕アトムの誕生日、と大はしゃぎである。
しかし「イラク戦争」でも、この単語は使われていると思うと
心から喜べないのは私だけだろうか。
それにしても、手塚治虫の命名(予言)には、恐れ入った。
何十年も前に、ノストラダムスの予言より確実に
この単語が注目を浴びることを知っていたのかも知れない。
彼はこの作品を通じて、私たちに伝えたかったメッセージが
あったかも知れない、と考えてみたらどうだろう。
外国では「astro boy」と呼ばれているアトム。
「astronaut」が、宇宙飛行士だから・・
たぶん直訳すると・・宇宙の少年・天の少年。(^^;;
「atom」という単語があるのに、使わなかった外国。
何も考えず、アトム、アトム・・と大騒ぎしている日本。
やっぱり、ちょっとずれている気がする。
そしてその認識の甘さが、以前から指摘されている
日本の危機管理能力の欠如に繋がっているのだと思う。
きっと、アトム生誕ブームに踊らされて、
「アトムの父は?」「お茶の水博士!」なんて答えるのだと思う。
(アトムの父は、天馬博士。ウランの父が、お茶の水博士。
だから、二人は異父兄弟?(笑))
調べれば調べるほど、イラク戦争との不思議な巡り合わせである。