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| 2003年03月12日(水) ■ |
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| アメリカ金融恐慌を救ったのは、戦争だった |
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地元で経済講演会があるというので、足を運んだ。 講師は、水野隆徳氏(国際エコノミスト)。わが町出身。 テーマは「小泉構造改革の行方」(日本経済再生の処方箋)。 あっという間の2時間、 彼は私達にもわかりやすいように説明してくれた。 「人間の知識では、経済は止まらない」 「1992年から10年に渡って同じ議論を繰り返している」 「行き着く先を見て、今はどのあたりにいるかを予測する」 そんな言葉が私のシステム手帳を埋めた。 (もちろん、この他にも沢山の一言をいただいたが・・) 一番驚いたのが、今日の一言。 アメリカの金融恐慌、ルーズベルトの政策で立ち直った、と 学校では教えるが、それは間違い。 金融恐慌は政策では止まらないことを知るべきだ、と持論を展開した。 それではなぜ止まったのか?その答えが「戦争景気」だと言う。 今、世界はイラク・北朝鮮相手に、戦争の話が飛び交っている。 物騒な話と片付ける前に、戦争でもなければ不況は止まらない、と 知るべきなのだろうか。 今までの不況とは、全然違う不況なんだと、彼は力説していた。 なぜか、説得力があった講演会であった。
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