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| 2003年03月09日(日) ■ |
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| やがてすべてが風化して小さな歴史に溶けていく |
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私の愛読書のひとつ「詩とメルヘン」(発刊・サンリオ)が 30年の歴史に、ピリオドを打つことになった。 (廃刊ではなく、休刊だと信じているが・・) 編集長のやなせたかしさんが書く「編集前記」から 見つけたフレーズが、今日の一言。 「はじめがあれば終わりがある。 電車はいずれ終着駅に到着する」と書き始め、 この本に込めた30年の想いが伝わってきた。 私も25年くらいは、一緒に歩いてきた気がする。 一度だけ、それも詩ではなく、作文が掲載された時が蘇った。 (近いうちに、HP上で紹介したい・・。(#^_^#)ぽっ) どんな成果でも、どんな失態でも、 長い歴史の中では、それはあまり意味を持たない。 それならば、できるだけ自分の心に正直に 残された人生を思い切り生きてみよう、 と思わせてくれたフレーズとして、 私のシステム手帳に記録しておこうと思う。 何度も休刊に追い込まれそうになったこの月刊誌を 悩み、苦しみ30年間支えてきた彼に、あらためて感謝したい。
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