ひっそりと、徒然なるままに

2004年03月23日(火) プライド。

今日、薬局に買い物に行った。清算の時、何箇所かあるレジの中で あまり商品をカゴに入れてない 年配の女性の後ろに並んだ。

その女性は 商品をドカっと レジの横に置くと「それからねー、まだあるのよー」と言って財布から、メモを取り出し「コレとコレとコレもお願いね」と言った。そして店員が、それらの商品を揃えて いる間 女性はどこかへ消えた。

店員が、レジを打って良いものかどうなのか キョロキョロしていると「あー、ごめんなさいっ」と言いながら、戻ってくる女性。その一部始終を見ている横で 隣のレジでは一人のお客さんの清算終了。私は『あー、隣に並べば良かった』と思いつつ『でも、この人の次だし・・・、もう終わるよね』と思い そこを動かなかった。

そして、やっと女性の清算が終わる。すると女性は身を乗り出して「あれー、あの喉飴も入れて頂戴」と言った。すると店員は「では先にこちらのお会計をしてから喉飴のお会計をしますね」と言った。その横で隣のレジでは 二人三人と清算が終り 客が通り過ぎていく。

私は、いったい何人の人に抜かされたんだろう。それでも頑なに このレジに並んでいるのは何の為なのか?それは主婦のプライドか?(ここで、ドラマ『プライド』のテーマ曲流れる)でも、もう我慢できない。これ以上我慢できない。ぬぉーーーーーー!!

私は、とうとう 隣のレジに並んだ。プライドを捨てて並びました。待ち続ける古き良き時代の女になんて、私にはなれない。私の清算が終わっても 年配の女性は まぁーーーーーだ、終わってなかった。それが プライドを捨てた女のせめてもの慰めであった。


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