ぶつぶつ日記
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2005年06月19日(日) 埋まらない溝

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050618-00000010-maip-soci

原爆開発にかかわった町で、原爆投下60周年式典。
開発を誇らしいと思っている歴史を持つ人たちの笑顔が、
日本人である私には、空恐ろしい。

原爆投下が大戦終結をもたらしたと言うのは、
よくアメリカ側から言われることだが、
実はそうではなかった、、、という証言もある。
日本はすでに停戦(降伏)の道を模索し、
連合国側に接触を始めていた・・・というものである。
しかし、そんなことは、あちらの人にはどうでも良い認識である。
彼らが信じたいのは、「原爆がより大きな犠牲を防いだ。」
ということだけ。

彼らのいうことは、大変腹立たしい。
しかし、従軍慰安婦問題にしろなんにしろ、
戦争責任の認識をするとき、
日本人の大多数が、原爆投下を祝う人々のことを、
とやかく言えるか?という気にもなる。

戦争とは、なんだろう?
戦争の歴史とは?
双方の記録には、埋まらない溝がある。


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