ぶつぶつ日記
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2004年03月11日(木) ファッション・ヘジャブーヘジャブ考その2−

ファッション・ヘジャブというのは、
カイロに在住したことのある日本人がよく使う言葉です。
欧米人がこういう言葉を使うかは知りません。
親もあんまり宗教的に厳しくない、
まじめーーーなムスリマとは言いがたい、
むしろ流行に敏感な子なのに、ヘジャーブをかぶっている子。
そんなイメージしょうか。

エジプト(特にカイロやアレキサンドリアの大都市)というのは
宗教的な生活といわゆるヨーロッパナイズされたものが結構共存関係にあって、
ヘジャーブ姿のおばちゃんが、ジーンズの娘さんと歩いていたり、
髪の毛を赤く染めたお母さんとヘジャーブ姿の娘が歩いていたりします。
もちろん、強制もあります。
特に、公立の中高でヘジャーブの強制があり、
それが原因で集団ヒステリーが起こったのではないかと、
騒がれたことがありました。
でも、日本だって着たくもない制服を無理に着せられますよね。
そして、こういう子たちは、学校を出た後、
ヘジャーブを脱ぎ捨てたりします。

それで、ファッション・ヘジャーブ。
ヘジャーブ論争の火付け役になったフランスのムスリマ姉妹の写真を、
どこかで見ているとわかりやすいのですが・・・・。
彼女たち、とってもおしゃれじゃなかったですか?
私が見た写真は、お姉さんの方はサーモンがかったオレンジ色のヘジャーブ、
そしてゆったりしたジャケットも同じ色でした。
妹さんの方は、ダークな基調の柄物のブラウス、
そしてその中の一色と同じようなグレーがかったブルーのヘジャーブをしていました。
彼女たちは、決して髪を見せません。
でも、だからと言って、おしゃれをしていないわけじゃない。
むしろ、どうしたらきれいにヘジャーブをまとめられるか、
服とのコーディネートもかなり考えている。
こういう子たち、カイロにもとても多いです。
あと、ぴったりしたブラックジーンズをはいていても、
ベルサーチ調のスカーフで、きっちり髪を覆っている子とか。
私の知り合いが見た子は、すらりとした足をミニスカートからだし、
でもヘジャーブだったそうです。
ここまで来ると、何か勘違いって感じですけど(笑)。

強制されて、いやなもの・・・と思っている子もいるでしょう。
それはどこの世界でも制服に感じるものと共通点があります。
それよりももっと重いものではありますが。
でも、そうではなくて、ヘジャーブに一種のステイタスを感じる
若いムスリマも多くなってきているのです。
どうして、そう思うようになったのか。
次回は、アメリカに育ったあるムスリマの話を紹介します。


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