ぶつぶつ日記
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| 2003年11月12日(水) |
誰が彼女を辱めたのか |
小躍りしただろう。 いや、実際踊り狂ったかもしれない。 ジェシカ・リンチさんがイラク側の病院に収容され、 彼女が「どんな」女性かわかった時に、 ホワイトハウスで、ブッシュ君とラムズフェルド君は・・・。 オクラホマミキサーか、マイムマイムか、 手に手をとって喜んだに違いない。 なんて素敵なジェシカ! ありがとう!捕虜になってくれて!!! って感じだっただろうなあ、と、 ジェシカ・リンチさんの写真を見てあらためて思った。 なんて、キュートなんでしょ。 しかも本物の金髪でっせ(低俗にいうなら、パツ金)。
戦争にはヒーローが必要。 汚いものにふたをするために。 ジェシカさんは、まさにうってつけだった。 その若さ、容姿、女性であること。 全てが完璧に、世論にアピールできる存在。 しかも、「敵国」イラクはイスラム教徒が大多数を占める国。 彼女の自伝だかなんだかにも、 破廉恥にも書かれていることだが、 レイプされているかも???という、期待すらあっただろう。
残念でした。 そんなことは全くなく、 イラク人の医師はあくまで人道的、 看護婦たちはおびえる異国の女の子に子守唄を歌ってくれた。 米軍が迎えに来るのを(文字通り)門を開けて待っていたのに、 夜半に突然の襲撃。 だから、武器なんてないんだってば!!! いっそのこと、救出作戦に失敗して、 特殊部隊のの将校と2人、敵地をさまよう間にあっつい愛が芽生えて・・・とか、 イラク人医師と敵味方を超えた禁断の愛が生まれる・・・とか、 ハーレクインロマンスばりの展開を見せてくれたら、 全世界の女性はもーーーーーっと注目しただろう。 でも、所詮は「大救出作戦」程度が関の山。
ジェシカを侮辱し、辱めたのはイラク人じゃない。 彼女は今まさに、アメリカに侮辱され辱められているのだ。
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