ぶつぶつ日記
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2003年07月10日(木) どうしてそうなるんだろう

長崎の幼児殺害事件、12歳を逮捕。
凶悪犯罪は、どんどん低年齢化している。
警察官の兄が言うには、最近ではやくざの罪状の方がかわいいもの。
未成年はどんどん凶悪化し、罪状は複合的になっているそうだ。

日本は平和な国だ。
日本には極端な貧困があるわけじゃない。
日本の子供には少なくとも自分のしたいことができる選択権と
チャンスが用意されている。

でも、子供たちはどんどん道を見失って、
思いもかけなかったことをやってしまう。
親子の対話が足りないから?
社会が悪いの?

母がよく言うことだが、
昔は「親子の対話」なんて重要じゃなかった。
むしろ親たちは子供をどうやって食べさせていくかが大事で、
仕事に追われ家に帰ればぐったり。
食事の時に話しかけようものならどなられることすらあった。
でも・・・、ほとんどは普通に育って、
こんな犯罪は起こることはなかったのだ。

なんでだろう。
日本は世界でも有数の恵まれた国だ。
それを忘れている人がとても多いけれど、
実際は、そうなのだ。
物理的に恵まれることを、どれだけたくさんの国の人が
毎日願っていることだろう。
そういう人たちは生きるのに精一杯で、
自分自身の命を絶つことも、
不可解な犯罪を起こすこともない。
犯罪を起こすとしたら、命のため、食べるため、
わかりやすい理由のためだろう。

満員電車の床に座ってマスカラを塗る女の子、
ところかまわずコンビにで買った食べ物を食べ散らかす若者、
誰のためにも席をを譲ろうとしない、
歩いている時も人のことをよけずにぶつかっていく。
私は自分の興味のままに4歳の男の子を殺した12歳と彼らに、
共通するものを感じる。
「自分のしたいことだけをする。あとのことは、知らない、かまわない。」
マスカラを塗っている分には大人たちはそのことにあまり気がつかない。
でも根本は同じ気持ちのような気がする。
その興味や欲求のベクトルが思いもよらなかった時、
大人たちはたじろぐ。

人間は自分のやりたいことだけやっていれば、
いいのだろうか。
そんな単純なことを忘れているのかもしれない。
大人も。


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