ぶつぶつ日記
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少なくとも自分では (そして一部のベテランからも太鼓判を押されているが)、 昨日今日ムスリムになった人たちよりも、 自分の方が「知識」はあると思っている。 信仰心は、明らかにないけれど。
すごく不思議なのだが、 ムスリムになった途端に誰もが血相を変えて アラビア語のクルアーンを「読もう」とする。 それってはっきり言って、無理。 だって、ネイティブだって正確に意味を取れてるわけじゃないんだから。 そのためにイマームやウラマーがいる。 わからないことはエキスパートに相談しなさいってことなんだ。
日本語の解説クルアーンを持っているが (ちなみに色々攻撃される某文庫版ではなく、 れっきとしたムスリム団体発行のアラ語ー日本語のものです)、 イスラムの真髄をそこから読み取るのははっきり言ってむずかしい。 読んでて大して面白くない、性質上。 クルアーンを無理に読むくらいなら、 テープを流してその音の美しさに身を浸した方が、最初は絶対にいい。
そして偏見丸出しの私に イスラムの素晴らしさを教えてくれたのは、 全て日本で買える本だった。 日本のアラビストの人たちは欧米と違って、 イスラムを「理解しよう」という視点に立っていると思う。 だから、イスラムを攻撃している本を探す方が難しいくらいだ。 イスラムについての基礎知識が、 コンパクトにまとめられていて、勉強しやすい。 ムスリムが書いていないからと、 彼らの著書をそれだけで判断する人もいるが、 彼らが人生をかけて研究していることは、 決してまちがっていないし、 少なくとも、一般的なムスリムの知識よりも豊富な知識を持っていることは、 否定できないんじゃないだろうか?
それからムスリム協会から出ている人物伝は、 ハディースもたくさん載っているし、 かなりお勧めなんだけれど、 どうもあまり読んでいる人がいないみたいで、 すごいもったいない。 もし、あれらの本を読んだなら、 妻に手を上げるのがハラームかハラールかなんていう、 くだらない質問は出てこないと思う。 イスラムの生き方、理想、そんなものぎっしり詰まった本なのに。
日本人にかぎらず、改宗ムスリムと言うのは 言うなればイスラム的知識から言うと、 ボーンの子供たちと同じようなもの。 ボーンの子供たちは、それはもちろんクルアーンに慣れ親しむ時間もあるが、 いわゆる「人物伝」みたいなものを読んだり、 折に触れ年長者たちから、偉人の話を聞かされて大きくなる。 私は改宗ムスリムの人たちにも、 こういう時間が絶対に必要だと私は思う。
お局イスラムおたくは、 そうして今日も人物伝を手に取るのであった。
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