ぶつぶつ日記
DiaryINDEX|past|will
私が住んでいる区は23区でもほとんど唯一、 毎年人口が増えているそうだ。 うちの近所なんかも、2世帯3世帯同居が当たり前で、 子どもの声が絶えることはないし、 マンションがどんどん建っている地域もあるので、 別のところから来る若い家族も多いらしい。
毎朝最寄の駅に行くと、 お父さんに手を引かれ、だっこされ、 乳母車や自転車に乗せられた子供たちが、 保育園に向かうのを見かける。 きっと朝はお父さん、お迎えはお母さん、 そう言う決まりなのだろう。 背広にビジネス用の鞄を抱えたお父さんが、 子どものものが入った可愛い袋をぶら下げて、 子供たちと話しながら足早に歩いている。
子どもの送り迎えと一概に言っても、 なかなか面倒くさいものなのだ。 言うことは聞かないし、まっすぐ歩かないし、 保育園についた途端に泣いたりもするし。 そんなことよりも、家で新聞を読むことや、 少しでも睡眠をとりたいと思う人も多いだろう。 ローンを抱えていて奥さんも働かなくちゃいけないとか、 嫌々子どもを連れている人もいるだろう。 でも、奥さんを手伝って、自分の出来る範囲内で 子どもと向き合う。
私はこういう人たちが大好きだ。 こういうのを見ると、なんだか幸せな気分になる。 きっとこういう人は、会社にいってもいい人なんじゃないか、 なんて勝手に思い込んでしまう。 一緒に働いている女性たちの苦労とかも、 なんとなくわかってくれてそうな気がする。 そしてこういう人たちが会社で偉くなっていったなら、 日本の会社とか社会とか、 今とは一味違ったものになるような気がする。
がんばれ、と、肩からずり落ちそうな、 オムツの入った大きな袋に向かってそっと言う。 がんばれ、お父さん。
|