ぶつぶつ日記
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| 2002年05月01日(水) |
ユダヤ人に招待されたら。 |
サウジ在住の友達からあるコラムを教えられた。 それはNYに長く住み、出版関係の仕事をしている日本人のもので、 「果たしてイスラエル人はパレスチナ人をいじめているのか」 という題名だった。
出版関係の仕事をしているゆえか、 どうもこの人はユダヤ系アメリカ人の友人が多いようだ。 ユダヤ教で最も大事な過ぎ越しの祭りに招待され、 あからさまにパレスチナ非難をするユダヤ人の言葉を、 ちくいち納得し、上記のような題名の文を書いたのだろう。
NY在住のユダヤ人が言うことは、嘘ではない。 イスラエル建国時に、ユダヤ人に土地を売ったパレスチナ人は、 確かにたくさんいた。 そして現在、アラファトにはパレスチナを指導する力など残っていない。 アラブ諸国はパレスチナ問題にかこつけて、 自国の利権拡大を確かに狙っている。 しかし、もしアラブ諸国がイスラエルを承認したとしても、 その見返りに占領地からの撤退をイスラエルがするなんて、 これらのユダヤ人だって思っていないだろうし、 今現在難民となった人たちのほとんどは、 武力でパレスチナを追い出された人たちであるし、 アラファトの力をもぎってきたのは、 イスラエル(とアメリカの)の作戦の賜物である。
まあいい、そんなことを言ったところで、 しょせんは「パレスチナへの身贔屓」と言われるのがおちか。 私がパレスチナ贔屓のように、 誰が、どんな意見を持とうとも、 それはその人の勝手である。 しかしせめて、このコラムニストの方には、 ユダヤ系アメリカ人だけでなく、 アラブ系、パレスチナ系アメリカ人とも付き合っていただいて、 ラマダンのイフタールや、イードルアドハーなどにも招待してもらって、 今度はアラブ、パレスチナの意見を聞いてきてもらいたいものである。
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