ぶつぶつ日記
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| 2002年04月30日(火) |
アフガンルックと・・・ |
今年の春から日本で流行っているものに 「アフガンルック」なるものがあります。 このアフガンルックはある大判のスカーフを 首に巻いたり腰に巻いたりすると言うもので、 男女兼用。
でこのスカーフ。 アラビア語ではクイーフィーヤ、と言います。 アラファト議長が頭にかぶっている、 黒と白のだんだら模様のあのスカーフのこと。 ちなみに黒白はパレスチナ、 赤白はあのあたりのベドウインのもの。 まあ、他にも色々色はありますけど、 この2つが代表的。
これをどうして「アフガンルック」と言うのか、 某雑誌の特集を読んでも全然わかりませんでした。 どうも、米軍のアフガン侵攻の前後に、 某アイドルなどが身に付けたのがきっかけらしいけど・・・。 どう考えてもターリバーンも北部同盟軍も、 クーフィーヤを身に付けているところはほとんど (いや、全く?)目にしたことがないので、 まあ、国内の何かがきっかけなんでしょう。
それで、昨日私はパレスチナ支援のピースウオークに参加してきました。 渋谷から原宿にかけて、1200名が イスラエル即時撤退、暴力的支配停止を求めて歩いたわけですが、 目的が目的なので、参加者の中には、 このクーフィーヤ(アフガンルック)を 身に付けている人がかなりたくさんいました。 そして、参加していた在日パレスチナ人の人たちは、 パレスチナの国旗とともに、 この黒白のクーフィーヤを掲げて歩いていたのです。
渋谷、原宿と言ったら、「アフガンルック」のまさにメッカ。 きっとこのパレードを奇異の目でみていた群衆の中にも、 「アフガンルック」の若者たちがいたことでしょう。 そうして、 「パレスチナに平和を!」 「子供たちを殺すな!」 「イスラエルは撤退せよ!」 と声を嗄らして叫んでいるパレスチナ人たちが、 自分たちと同じ「アフガンルック」であるのか、 知らない若者もたくさんいたと思います。
「ええ〜、なんであの人たちも私たちと同じスカーフ持ってるの?」 「しらないけど、平和を求める行進だからじゃない?」 などという会話が交わされている状況を想像してしまいました。
自分たちが身に付けているものにどんな意味があり、 それが生まれたところがどんな状況になっているのか、 きっかけは何でもいいから、 知って欲しいと思ったのです。 そして知るべきである、とも思います。
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