ぶつぶつ日記
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イスラエル軍によるパレスチナ自治区への侵略が始まってから、 パレスチナ側のどんな悲惨な状況を聞いても、 ジェニンで殺された人たちのむごたらしい遺体の写真を見せられても、 私は決して、涙を流すことはなかった。 そんな、生易しいな気分にはなれなかったし、 こんな場所で私がおセンチに泣いたところで、 パレスチナの人たちはうれしくないだろうと思った。 悲しみや哀れみよりも、怒りが、 やり場のない怒りの方が大きかったのだ。
しかし、この一連の日々の中で、 私は初めてどうしょうもない悲しみを感じた。 涙が勝手に溢れてきた。 それは、イスラエルの領地での兵役を拒否する予備役兵の団体から 送られてきた、彼らの言葉を読んでいる時に。
「ラマッラーへ行けば、私は自分の家族を殺すことになるでしょう。 もはやアラビア人への憂慮、そればかりでないのです、 そのすぐそばには私の家族がいるんです、、、 」
「一番辛いのは、民家に押し入ったとき、 それがごく普通の人々の家庭だと気付く時です、 怯えた子どもが私を凝視するとき、私は目をそらすことすらできません、」 彼ら、イスラエル兵士の多くが、家庭では父親である。 「私たちだって、こんなところにいるより、家に帰りたいんです。」
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/4558/yeshgvul.htm
どうしてこんな風になってしまったのか。 どうして、彼らのように思える人たちが、 裁判にかけられ社会的制裁を受けなくてはならないのか。 そして、今回の攻撃にも、まだほとんど訓練を受けていないような、 徴兵された若者たちががたくさん混じっていて、 彼らが自分たちの命にしがみつくがために、 パレスチナ側に甚大な損害を与えていることもあるだろう。
攻撃されている人々と、 攻撃している人々と。
イスラエル政府は、そしてそれをサポートする人々は、 どちらにも取り返しのつかない傷を負わせる。
その傷は、私のようなものには、 到底理解できない。 そのことが、とても苦しい。
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