ぶつぶつ日記
DiaryINDEXpastwill


2002年02月07日(木) 開かれた家族

バラエティー番組などとばかにしていると、
以外とそう言う番組で泣かされることが多々ある。
調度、仕事から帰ってご飯を食べ始める時間にやっている番組の中で、
ある一日をアットランダムに選び出し、
その日に輝いていた人にトロフィーを渡す、というコーナーがある。
毎回毎回、色々な人が紹介されてとても面白いのだが、
昨日紹介されていた人は、はっきり言って
あのコーナーだけにとどめておくのには、
もったいないような人たちだった。

40年前、縁あって結婚した日本人男性とイタリア人女性。
彼らはカーデザインの会社で世界的に成功を収る。
それだけでももちろんすごいのだが、
本当にすごいのはここから。
四男一女の自分たちの子供たちの他に、
国籍も性別も問わず、何人もの子供たちを養子にし、
実子共々しっかり育て上げたのだ。

韓国人、インド人、イタリア国内から、そして多分東欧から・・・。
養子をもらうこと、それはまず第一に子供たちに迷惑がかかる。
彼らは、自分たちが会う前に、子供たちに次に家族になる
未知の子供に会いに行かせる。
そうして相談する。
もちろん、そんな両親に育てられた子供たちが、
新しい家族の登場に反対するわけもない。

短いコーナーでは紹介されなかったが、
もちろん子供たち同士の揉め事も会っただろう。
でも、今では「本当の」家族だ。
血のつながり有無は、大して問題ではなく・・・。
「家族は愛情の結びつきだと思う。
それがだんだん大きくなって、やがて世界につながっていけばいいと思う。」

この機会に全ての子供たちから寄せられた両親へのメッセージ。
「愛しています、今までありがとう。」
シンプルなメッセージが、よけいに胸を打った。

結婚する時に二人が作りたいと思った家族、La famiglia aperta
「開かれた家族。」
子育てを終えた今の二人は、
大きな農園を買い取り、アグリツーリズものできる施設を作った。
ここにやってくるのはやはり、
障害のある子ども、家庭環境に恵まれない子供、
薬物やアルコール中毒の問題を抱える人、
社会的に弱者の人々。
彼らの「開かれた家族」は、今も確実に広がっている。
いつか、世界中を結ぶことを夢見て。





colacaco |HomePage

My追加