サッカー観戦日記

2020年01月19日(日) 大阪府1部リーグ 関大一−常翔学園 近大附−東大阪大柏原

大阪府1部リーグ
関西大学第一高校−常翔学園高校
1月19日 13時 関西大学高槻グラウンド 人工芝 晴


関大一          常翔学園
−−−九番−−十四−−− −−−十一−−七番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
六番−十番−−八番−十一 十番−四番−−十四−九番
三番−四番−−五番−十八 六番−二番−−五番−三番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

立ち上がりから体格に優る関大一が押し込む。またゴールキーパーから「3秒」と声がかかり、奪われたらすぐ奪いに行く。ビルドアップは左サイドバック3番から正確な左足が出て、またボランチの8番と10番馬バックラインの前まで引いて受け組み立てる。9番は強い。常翔学園は体格で劣勢で特にフォワードが小柄で関大一センターバック陣の前に潰される。また左サイドの6番10番はなかなかいいが、右が弱く、関大一のパワフルな6番にキープされる。双方6番にロングスローあり。20分過ぎ、関大一は3バックに変更、3−5−2に。つまり18番は右ウイングバックに上がり、11番トップ下。これに対し常翔学園も速やかに11番の1トップに変更。4−5−1だ。力量的に分がある関大一はストッパーも上がりたくなるが、これは常翔学園の狙いでもある。39分、常翔学園14番に警告。アフター。前半は0−0で終了。
ハーフタイムで常翔学園9番→18番がフォワードに、7番右ハーフに。再び4−4−2に戻す。上手くいかないので試行錯誤の段階か、守備的と割り切ったか。18番は仕掛けられる選手。関大一センターバックを避けてストッパーを引き出したい。関大一は8番だけが引いて10番のポジションが上がるが、守備を固めた常翔学園の前に決定的なパスを出せない。更に関大一は左右のコーナーキックとも3番の左足からファーの4番・5番狙いなのだが、セットプレー固めていないみたいでイマイチ決まらない。11番のドリブルも密集で止められ、14番の威力あるドリブルも中で固められ、関大一のノーリスク主義もあって数が足りず、9番が孤立している。引き分けは常翔学園のシナリオ通りだと思うのだが、関大一の攻撃の圧が上がらず、88分に快速の16番が入るが、スペースがなく、けっきょく0−0で終了。常翔学園の守備の強さがあってのことだが、関大一としては痛い引き分けとなった。



大阪府1部リーグ
近畿大学附属高校−東大阪大柏原高校
1月19日 15時15分 関西大学高槻グラウンド 人工芝 晴


近大附          東大阪大柏原
−−−九番−−十八−−− −−−十一−−九番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−八番−七番−十二−− 十八−八番−−七番−十番
六番四番−五番−三番二番 三番−五番−−六番−十五
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−

近大附は守備時にはバックラインに5人並ぶ慎重なスタイル。双方とも相手にボールを持たせてカウンターを狙いたいスタイル。しかしパススピードで上回る近大附が徐々に支配。4番のフィード、5番の統率力、2番の攻守に渡るキレある動きなどバックラインの堅さが目立つ。特に近大附2番は今年の関西では屈指の右サイドバックじゃないかなあ?攻守に能力が高い。東大阪大柏原は8が持つと動き出すが、基本的にロングカウンターチームで、体格のいい選手が揃った近大附バックラインに東大阪大柏原前線が潰され続ける。そして22分、近大附2番が切れ込み右クロスに中でフリーになった9番がヘッド。近大附先制1−0。東大阪大柏原9番のパワフルな突進は相手が近大附以外ならかなりやれたのだろうが。前半1−0。さらにハーフタイムで東大阪大柏原5番→19番。怪我。近大附も4番→15番が右アウトサイドに。2番は右センターバック、3番が左に回る。これでいっそう2番の守備能力の高さが分かる。59分、近大附、左コーナーキック、12番がショートで8番に入れ、左足クロスに2番飛び込み2−0。20分過ぎから東大阪大柏原も攻勢に出る。基本的には早目に放り込みセカンドボールを拾う。しかし決定機は奪えず、バスの都合で後半41分頃会場を後にする。


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T.K. [MAIL]