サッカー観戦日記

2017年10月26日(木) 高校選手権滋賀大会2回戦 水口−東大津 守山北−膳所



さて、水口は滋賀県高校サッカーにおける最古の伝統校である。今でこそ後進の高校にリードされているが、湖南地域のレベルを押し上げ、確かな技術を持った選手を揃え、「サッカーの街」として発展して長年滋賀のサッカーをリードした。滋賀県は全国でも屈指の登録選手数の割合の高い県だが、最大の貢献をしたのが水口地区という意見に異論は少なかろう。中体連出身が多いというのもしっかりした中学部活が多いという意味で元来は先進性の証左だったが、クラブが発達した今は逆にディスアドバンテージになっている。しかし滋賀県全体のレベルアップに伴い、近年はかつてのアドバンテージを失った。それでも県内の強豪の一つという立場は維持している。東大津は3年生は引退し、下級生チーム。


高校選手権滋賀大会2回戦
水口高校−東大津高校
10月26日 11時10分 ビッグレイクB 人工芝 晴 

水口           東大津
−−−近藤−−住谷−−− 金子�◆檗鬱枇隲◆檗殼�井��
−−−−−−−−−−−− −−−小西�◆欷凝牒 檗�
堀内��河本−−石部−中島 −−−−−北村�◆檗檗檗�
廣岡−宇田�∪松�路−上野 吹田�◆欸豊 歛静牒∪酖膈◆檗�
−−−−−川村�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歸貔遶◆檗檗檗�



水口 監督:西森勇樹
GK 12 川村統大  172/60 2年 甲賀中
DF  4 上野拓海  176/65 3年 ラドソン滋賀FC
    3 西小路伊吹 171/68 3年 ラドソン滋賀FC
   22 宇田豪志  174/65 2年 ラドソン滋賀FC
    6 廣岡洸希  169/63 3年 ラドソン滋賀FC
MF  9 中島和哉  171/62 3年 城山中
   13 石部海斗  172/63 3年 AZUL甲賀FC
   17 河本陽   180/72 3年 市立守山中
   20 堀内大進  172/62 2年 FC SETA 2002 SHIGA
FW 10 住谷徳陵  166/57 3年 甲南 中
    7 近藤玲生  176/66 3年 セゾンFC

東大津 監督:中村大
GK  1 東川智貴  172/80 2年 南郷中
DF 13 川島翔   166/52 2年 南郷中
    4 太田壮祐  172/60 2年 草津中
    3 桂章皓   169/60 1年 玉川中
    2 吹田祥基  166/51 2年 信楽中
MF  5 北村凌瑛  170/55 2年 甲西北中
    7 原田淳暉  173/55 1年 石山中
    6 小西哲平  173/64 2年 皇子山中
FW 10 廣井貴一  181/57 2年 瀬田北中
   18 吉�霍卻拭 �170/60 2年 草津中
   11 金子慎太郎 170/54 2年 MIOびわこ滋賀



立ち上がりから技術に優る水口が支配する。��石部が引いて受け、両センターバックを横に広げビルドアップ。�渦亘椶和榛未淵織奪舛妊押璽爛瓮ぅ�。��中島、�緩抛發魯好圈璽匹僕イ譟�特に堀内は正確な左足クロスがある。2トップは技術があり、良く収まり、突破を仕掛ける。そして東大津がただ引いていれば、右センターバック��西小路からの正確なロングフィードが飛んでくる。一方東大津はベンチから再三「サイドバックの裏や」と指示が飛ぶ通り、ロングカウンターで対抗。特に右の��廣井は素晴らしい突破力があるが、パワーがないので寄せられると潰される。7分、水口、左70度25mFK、�ぞ緻遒離�ックは壁。東大津は��小西のキック精度がなかなかでセットプレーでは武器になる。24分、水口��中島が右突破グラウンダークロスをニアでスルーして�緩抛皀轡紂璽箸賄貘臘鏑�小西ナイスブロック。決定機。その後も水口が押し気味で進み前半40分、右シュートが決まり水口先制!前半1−0。

後半は東大津がロングカウンターだけでなく支配を高める。�ぢ静弔�素晴らしいフィードやロングスローを見せ始め、身体の強さを感じさせる。�7砲眈�柄だが競り方が上手い。46分(40分ハーフ)、水口は��住谷の左CKに大外で㉒宇田がヘッドもかすっただけ。宇田はずっとファー狙い。やや東大津は��廣井がフリーポジション気味でドリブルが脅威になり始めた。60分、水口�Ф疇�→��野邑亮太(3年・183cm)を入れ、水口がカウンターから野邑に当てる策に出て、守備はセーフティー・ファースト。無難に逃げ切る意図は明らかだ。それに対し70分、東大津は�7砲鬟肇奪廚望紊殴僖錙璽廛譟次���廣井がシャドーの4トップ気味に変更。桂はしばしば空中戦で勝つ。そして77分、東大津、�ぢ静弔留Ε蹈鵐哀好蹇爾鬮�小西がヘッドで逸らして決まって1−1。この直後東大津がGK交代。背番号は確認できず。80分終わったら即PK戦のレギュレーションなのでPK戦用GKであるのは明らか。しかし80分、押し込まれた水口がカウンター、右��野邑がキープして中の�緩抛發�フリーだがGKが猛然と飛び出しコースを封じビッグセーブ。超決定機。結局1−1で引き分けPK戦に。

PK戦というものは伝統校が有利なものだが、PK戦用GKを投入し、更に活躍を見せた東大津の流れだと思った。

水口��住谷、成功。ゆっくり助走して左上。
東大津�乙枇陝∪�功。真ん中。
水口��石部、成功。逆を突いて左。
東大津��廣井、失敗。タイミングを外してGKを先に飛ばそうとするが残った手でセーブ。
水口��住田龍之介、成功。逆を突いて左。
東大津�ぢ静帖∪�功。左上。
水口��野邑、成功。左隅。GKも読んでいたがコースがギリギリでわずかに届かず。
東大津�ニ迷次⊆最圈�コース甘くセーブ。

結局PK戦4−2で水口が次戦進出を決めた。




続く試合は学校がすぐそばの守山北の応援が大挙して登場した。

高校選手権滋賀大会
守山北高校−膳所高校
10月26日 11時10分 ビッグレイクB 人工芝 晴

守山北          膳所
−−−−−臼井−−−−− −−−鈴鹿−−中間−−−
白井−三田尻−吉田−東内 −−−−−−−−−−−−
−−−−−鷲田−−−−− 久保−尼崎−−横田−浅見
川島−門内−−北坂−草壁 片山−福本−−梶−−吉谷
−−−−−堂川−−−−− −−−−−田中−−−−−



守山北 監督:三上修二
GK  1 堂川大貴  178/74 3年 Mi−O
DF 15 草壁亮   177/58 3年 Mi−O
    6 北坂勇   179.4/63 3年 BSC
   19 門内龍希  180/67 3年 新堂中 
    8 川島登   173/73 3年 仰木中
MF 20 鷲田海   174/63 3年 FC湖東
    4 東内賢斗  168/65 3年 Mi−O
    2 𠮷田翔真  172/59 3年 BSC
   10 三田尻知輝 176/70 3年 朝桜中
   18 白井陸   173/63 3年 Yasu club
FW  9 臼井悠真  175/64 3年 SAGAWA 


膳所 監督:中村大督
GK  1 田中雄大  178/68 3年 FC湖東
DF 12 吉谷楽至  176/69 2年 堅田中
    2 梶恭介   170/64 3年 仰木中
    4 福本耕介  181/64 3年 青山中
    8 片山颯   169/55 2年 セゾン
MF 10 浅見亮太  174/63 2年 Mi−oびわこ滋賀
    3 横田遥己  165/54 2年 瀬田北中
    6 尼崎翔意  159/56 2年 FC SETA
   11 久保高志  179/55 3年 FC SETA
FW  9 中間裕介  175/63 2年 守山南中
    7 鈴鹿瑛久  170/56 2年 セゾン



立ち上がりから守山北がポゼッションにかかる。膳所が繋ぐ傾向のあることもあって引き気味に構えて奪ったら丁寧に繋ぐ。フィジカルも素晴らしい。しかし膳所は�な)椶�なぜそこまで読めるのか分からない素晴らしいカバーリングを再三見せ、最後の突破を許さない。地道な守備ではなく天性の才能である。前に出てのインターセプトも多い。��浅見、��久保の突破も素晴らしい。��浅見はカットインの形を持っている。しかしFW陣には収まらず、というかその前にインサイドで潰されるので、サイドがいい形で持てずにいいボールをFWに供給できない。守山北は��臼井がロングボールを収められてけっこうスピードもあるので流れて起点も作れる。彼の存在あっての1トップかも知れない。��三田尻は素晴らしい左足があり、運べて守備でも潰せる中心選手。セットプレーもいい。�λ椋筺↓殻臚發賄簡匹旅發気搬�元の潰しを見せる。�╂酖腓留β�フィードもいい。強いチームには言えることだが守山北は個々の守備が素晴らしい。
守山北が攻守で一枚上回るが、膳所もバランスよく耐え、いささかファウルが多いが、警告をもらうようなファウルはなく、クレバーに戦っている。そして両者シュートが少ない我慢比べになる。


ハーフタイム、守山北�づ貽癶��Э�原司皇。
後半に入り守山北のインサイドがどんどん飛出し、膳所のインサイドが耐えきれなくなる。52分(後半12分)、�ζ�崎に警告。膳所のインサイドは軽量過ぎる。フィジカルトレーニングをどの程度やっているのだろう。そして54分、守山北��臼井→��小酒井大聖。ボランチに入り、エース��三田尻を1トップに。といっても自由に引く「偽9番」だ。�艦錨弔�インサイドハーフに上がり、攻撃力を高める。ここまで守山北は手の内を隠していた印象を受ける。しかし膳所もサイドを引き気味にして耐え、カウンターを狙う。そして62分、左カウンター、中に繋いで右フリーの��浅見が流し込み膳所先制。0−1。しかし直後に目を離したすきに守山北があっという間に同点。1−1。そして67分、守山北��小酒井が右からカットイン、左足スーパーミドルを叩き込み、2−1と逆転する。膳所も�2E帳���小牧遊太郎。インサイドハーフに入り、�ζ�崎がボランチ、��鈴鹿が左インサイドハーフに入る4−1−4−1に変更。攻勢に出る。更に終盤にはパワープレーに出るが、守山北の高さを崩せずタイムアップ。2−1で守山北が勝利した。

やはり滋賀はベーシックなレベルが高い。試合中に柔軟にフォーメーションを変え、様々な駆け引きがあり、技術的にも高い上に戦術眼も高い。守山北は強豪校らしい隙の無さを見せたが、膳所も良くチャンスをうかがった。さすがは全国経験校である。


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T.K. [MAIL]