サッカー観戦日記

2017年10月22日(日) Jユースカップ2回戦 G大阪−山形


まず格付けから触れておこう。G大阪はプレミアリーグ、つまり全国リーグでも上位をキープしている。対する山形はずっとプリンス東北でずっと中位だったが、ここ2年ほど優勝争いを演じるレベルに達している。今年はあと一歩でプレミア参入戦に出るところだった。そして今夏の全クラでは山形のほうが全国ベスト4だ。ジュニアユースもすでに東北でも1,2を争う強豪だ。だから本来なら今夏のクラブユース選手権では栃木対山形の注目カードを観戦する予定だった。しかし東京に向かう電車は大雨のため止まってしまい、観戦を断念するしかなかった。私は新興チームも好きだが、クラブが一気に力をつける時期も好きだ。そういうわけでここ数年の山形は注目だと思っていた。そして本来この日は高校選手権奈良大会の山辺−郡山を観戦予定だった。山辺も全員1年生のエリートを集めた新興チームだ。それが強豪郡山に挑むゲームは注目だが、台風21号接近による警報の為延期になってしまった。本来ならG大阪対山形も延期するべきだろうが、はるばる山形から遠征してきたチームをやすやすと延期にしづらい。そういうわけでキックオフを2時間早めて強行開催した。



Jユースカップ2回戦
ガンバ大阪ユース−モンテディオ山形ユース
10月22日 11時 万博大阪サッカー場 人工芝 大雨警報


G大阪          山形
−−−丹羽−−原田−−− −−−−−鈴木−−−−−
−−−−−−−−−−−− −狩野−−川俣−−大友−
宮脇−山下−−誰々−國分 −−−樋口−−吉田−−−
誰々−岸田−−中島−奥井 加藤−五十嵐−佐藤−半田
−−−−−駒井−−−−− −−−−−高山−−−−−



ガンバ大阪ユース
GK 23 駒井幸弘  180/76 01/05/24 千里丘FC
DF  2 奥井大貴  165/60 99/06/27 ガンバ大阪ジュニアユース
    5 中島大雅  178/73 99/08/01 門真
    4 岸田悠佑  176/67 99/07/10 ディアブロッサ高田U−15
   46 
MF 39 國分龍司  170/57 00/10/04 千里丘FC
   47 
    8 山下諒   170/60 99/08/23 MIOびわこ滋賀U−15
   11 宮脇和輝  170/62 99/12/31 長野FC
FW 41 原田烈志  168/55 00/06/23 ガンバ大阪ジュニアユース
   28 丹羽匠   173/69 00/04/15 柏田SC

モンテディオ山形ユース 監督:今井雅隆
村山は門テディ山形ジュニアユース村山、庄内はモンテディオ山形ジュニアユース庄内出身
GK  1 高山颯斗  174/77 99/08/23 村山
DF 24 半田陸   176/63 02/01/01 村山
    4 佐藤岳   176/71 99/04/19 アラソール山形FC
   13 五十嵐英敏 182/73 00/09/20 庄内
    3 加藤雅也  167/63 99/11/30 村山
MF 10 𠮷田樹   170/61 99/06/11 村山
    6 樋口蓮   171/70 99/04/13 村山
   17 大友千裕  167/58 01/01/10 村山
   14 川俣大   160/53 00/09/02 庄内
   25 狩野海晟  165/53 02/02/08 FCみやぎバルセロナ
FW  9 鈴木朝日  180/76 99/11/15 福島ユナイテッドU−15



立ち上がり、G大阪がペースを握る。グラウンダーのパスが全く通らない中、悪コンディションでもドリブルを交え、運んで、ミドルレンジから山形バックラインの裏に出す。山形センターバック陣は屈強だが裏のボールに甘く、しかもボールが止まってしまう。一方の山形は屈強なCF��鈴木にハイボールを当てるが、高さで勝っても孤立気味の為こぼれをG大阪が拾う。2列目も押し上げられず、鈴木に当てて2列目が飛び出すための4−2−3−1というより、守備のための1トップと化している。そして山形はボールを運ぶ馬力がなく、バックラインの裏に出せない為、圧倒的な守勢に回る。10分、G大阪、右クロスに㊶原田がファーで流し込みG大阪先制。山形の選手は上半身はたくましいがトルクが足りない。冬に雪上での練習を十分積んでいるのだろうか?さらにG大阪、�┿害爾�大きく左に展開、広大なスペースを左サイドバック46番が持ち込み左クロス、㊶原田が決めて2−0。山形はクロスが全くない。機能していなかった㉕狩野を下げ㉒小笠原颯真を右に投入、�餌舁Г鮑犬鵬鵑掘↓�吉田を上げて、�θ�口は1ボランチの4−1−4−1に変更。�θ�口は単独で潰せる守備力があり、��吉田はパスセンスがあるので裏へ出せ、ということか。��川俣はトリッキーな技巧派。そして山形で目を引くのは何といっても両サイドバックで対人守備に強く中のカバーもはやいし、常に隙を伺っている。特に右の㉔半田は逸材だ。足腰が強い。加速しづらいコンディションの為スピードは分からないが、体幹の強さと運動量は確かだ。前半は2−0で終了。

後半山形は�餌舁Б�㉗庄司夢ノ介をFWにし、4−4−2に変更、そしてハーフタイムの指示か、相手の前で繋いでバックライン裏を狙う攻撃でペースをつかみ、㉒小笠原が右ポストを叩く右シュートを放つなど山形の時間帯が来る。庄司は飛び出す能力に長けたFW。深くえぐってのクロスも出てくる。しかしドリブルがG大阪には及ばないのと、G大阪センターバック陣が適応して徐々にチャンスがなくなってくる。G大阪はハイボールでは勝てないので丁寧にスペースへの低いボールを多用、選手を交代しつつ馬力のある攻撃を続ける。そして後半35分、裏へのボールにG大阪FWと山形GKがぺナ少し外で激しく激突。イーブンのボールなのでファウルではないが、山形GKが負傷し動けない。当たり方から鼻を骨折したかと思った。とにかく治療に時間がかかり、10分ほどテントを移動して土砂降りからGKを守り治療して救急車で運ばれていった。そして交代したGKがフィットする間もなくG大阪が3点目を奪い勝負を決めた。結局3−0でタイムアップ。

G大阪は試合巧者だった。悪コンディションに適応し、前半にうちに大きな2点を入れた。山形は後半は良かったが、自分で判断してG大阪のような攻撃を仕掛けたかった。3点目は動揺がまともに出た。コンディションが良ければ山形も互角に戦えたのだろうが、経験の差というか、山形はG大阪よりも積雪で悪コンディションに慣れていそうなものだが、適応力の差が出てしまった。


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T.K. [MAIL]