サッカー観戦日記

2017年07月02日(日) 関西学生選手権準々決勝 立命大−関大 阪南大−京産大

関西学生選手権は下部リーグを含めた関西の大学ナンバー1を決めるカップ戦であると同時に総理大臣杯の関西予選でもある。総理大臣杯の関西枠は4。つまり準々決勝は代表決定戦という重要なゲームだ。

関西学生選手権準々決勝
立命館大学−関西大学
7月2日 11時 西京極陸 ピッチ良 曇

立命大          関大
−−−−延−−木藤−−− −−−永松−−竹下−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
中野−清水−−竹本−鷺原 見仁−森主−−中井−谷仁
中島−重松−−東野−小松 黒川−荒木−−鯉沼−羽田
−−−−−白坂−−−−− −−−−−安川−−−−−



立命大 監督:米田隆
GK  1 白坂楓馬  180/80 96/12/05 3年 桐光学園
DF 12 中島駿            4年 桐光学園
   20 重松勇樹  178/68 97/04/23 2年 中京大学附属中京
   37 東野広太郎          1年 サンフレッチェ広島ユース
    2 小松拓幹  187/70 97/04/09 2年 阪南大学高
MF 10 中野匠   168/60 95/10/14 4年 サンフレッチェ広島ユース
    6 清水航輔  175/66 95/04/18 4年・主将 京都サンガF.C.U−18
   11 竹本雄飛  175/65 97/08/19 2年 サンフレッチェ広島ユース    
   17 鷺原拓也  173/66 97/05/24 2年 大分トリニータU−18
FW  9 木藤舜介  180/81 96/12/04 3年 東福岡
   34 延祐太            1年 JFAアカデミー福島
リザーブ
GK 21 堀口晧平           2年 徳島ヴォルティスユース
DF 43 西林佳祐           1年 ファジアーノ岡山   
MF 42 藤井智也           1年 長良
   14 佐々木宏太 173/63 95/06/30 4年 作陽
   35 藤本悠太郎          1年 阪南大学高
FW 28 鈴木太我           1年 桐光学園
    7 佐當慧   159/52 96/03/25 4年 清風

関大 監督:前田雅文
GK  1 安川魁   180/78 96/09/11 3年 履正社
DF 12 黒川圭介  173/68 97/04/13 2年 大阪桐蔭
    4 荒木隼人  185/75 96/08/07 3年 広島ユース
    3 鯉沼晃   184/74 95/10/03 4年 大宮ユース
   29 羽田健人  185/80 97/07/07 2年 金光大阪
MF 32 塩見仁            4年 興國
   14 森主麗司  171/64 96/09/25 3年 清水ユース
   13 中井英人  166/66 96/05/09 3年 神戸U−18
    6 塩谷仁   168/62 96/04/24 3年 磐田U−18
FW 17 竹下玲王  176/72 95/10/04 4年 磐田U−18
   18 永松秀麻           4年 関大北陽
リザーブ
GK 22 白澤慶志郎 185/80 95/08/19 4年 関大一高
DF  2 飯塚郁仁           4年 ベガルタ仙台U−18
    5 永保尭   173/71 95/10/23 4年 ガンバ大阪ユース
MF 10 山本宗太朗 185/78 96/02/07 4年 大津
    7 藤村洋太  170/66 95/06/05 4年 京都橘
   20 牧野寛太  168/63 97/06/02 2年 履正社
FW  9 加賀山泰穀 167/62 96/05/14 3年 JFAアカデミー福島



1分、関大、ペナ右FK、�叡櫺璽悒奪匹肋紊乏阿譴襦N�ち上がり、関大が押し込む。両校の右サイドバックは私が2年前に選んだ高校関西ベストイレブンのセンターバックコンビで、守備力は高いが攻撃面はイマイチ。力はあるので経験を積むためにサイドバックで出ているのだろう。そのため関大は左からの攻撃に偏るが、典型的な左サイドバックで運動量豊富な��黒川が上がるスペースを㉜塩見仁がサイドに開きすぎて潰している。塩見仁自身が突破力があるので何とかなっているが。対する立命大もやはり左に偏っている。10分、左クロスをファーで折り返し��木藤ヘッド、セーブ。そのカウンター��森主のスルーパスを�憶幣召�1対1になり流し込む。0−1。14分、��中井のスルーパス、�Ρ�谷仁が右クロスに�憶幣哨轡紂璽箸郎犬乏阿譴襦7萃蟲 �15分、立命大��竹本のミス、関大��中井のスルーパスに�叡櫺失献轡紂璽箸肋紊乏阿譴襦7萃蟲 �20分、立命大��中野カットインシュート、セーブ。決定機。右CKへ。これは中野が担当。24分、関大��中井の右CK、�8饐促悒奪匹榔Δ乏阿譴襦8饐造呂�なりの才能があると思うんだが、伸び悩んでいる印象も。J2下位からなら声がかかっていてもおかしくない逸材なんだが。25分、関大�憶幣召�ら屋は左の㉜塩見仁へ、裏に出し、�叡櫺爾�右手でDFをブロックしつつ左足シュート、0−2。35分頃、中井が痛む。膝だと思うが、動けないのを見ると、別の症状もあるのかもしれない。救急車を呼ぶ。��藤村洋太に交代。以降も関大の攻勢が続き、しかも立命大のバックラインはイマイチ堅くない。ビルドアップもままならないまま前半終了。0−2。

前半シュート数3(2)対9(4)、CK数2対1、GK数6対1、オフサイド数1対1、クロス数2対4、ファウル数2対3、FK数0対2。ハーフタイムに救急車で中井が運び出される。

後半開始。立命大は��清水はバックラインまで下がってビルドアップに加わる。清水は力のある選手だが、スケールの大きいタイプではない。だからこういう気を利かすプレーが生きる道だ。3分、立命大、右CK、��中野ミスキック、こぼれをおしゃれな右足アウト、しかし合わず。6分、立命大��中野がブレ球ミドル、セーブ。右CKに。立命大は攻撃時は両サイドバックが高いポジションをとる。12分、��中野の左クロスを��木藤落とし㉞延シュート、左隅もキャッチ。決定機。61分、立命大�浦躙侠�㊷藤井智也。いきなり爆発的なスピードを見せる。間違いなくJを狙える逸材だ。64分、立命大カウンターから立命大オフサイドゴール。65分、関大�憶幣匠���加賀山。立命大��木藤→㉘鈴木。73分、関大��加賀山シュートもブロック、右CKに。�8饐促悒奪匹盞茲泙蕕此�75分、立命大は��中野が左CKをミスキック。以降セットプレーの担当から外される。77分。立命大��清水→��佐々木。関大㉜塩見仁→�緩厂遏4愨腓魯廛譟璽好織ぅ襪�似ている選手同士の交代。つまりサイドのドリブラーで左クロスやカットインなど、右利きの左サイドに求められるプレーは何でもできるタイプだ。84分、関大��加賀山右シュートは左に外れる。決定機。セットプレーは�緩厂遒�担当する。結局前半ほどではないが、関大の攻勢が続き0−2で勝利し全国行きを決めた。

後半シュート数4(3)対7(5)、CK数5対3、GK数6対1、オフサイド数0対2、クロス数3対4、ファウル数4対2、FK数0対1。


関大は中盤の力で押し切った。㉜塩見仁は��黒川のスペースを潰し続けたが、単独でサイドを攻略した。立ち上がりの評価は辛かったかもしれない。サイドハーフとしてなかなか。片翼飛行の右の塩谷仁もやはり単独突破できる選手。��中井は潤滑油でチームの流れをスムーズにした。中盤はスケール不足だが、明確な個性をチームの中で生かしていた。エース�叡櫺爾砲弔い討肋紊任發笋譴訌�手。スピードでゴールに突進する迫力があり、今の力ではJ1やJ2上位では厳しいが少し下ならゲームに出られるし、J3なら即戦力だろう。バックラインには感心しきり。�8饐造録�び悩んだとはいえ、J2下位なら戦力になれそう。�す嗅擇呂海里泙淇�びれば楽しみ。㉙羽田は来年はセンターバックで勝負してほしい。一番才能ある選手だと思うから。��黒川はタフなアップダウンあっての選手なので、強引にでも上がってほしい。�緩厂遒筬�加賀山も逸材だ。

一方立命大は��清水のチームだが、この使い勝手のいい選手をJクラブがどう評価するか。��中野はこんなものなのか?という疑問が出る位ミスが目立ったが、才能はある。��木藤はその体重で東福岡時代は圧倒的なパワーのセンターフォワードとして活躍したが、180cmは上のレベルでは決して恵まれた体格ではない。プレースタイルをどう考えるか。�⊂�松は一番スケールの大きな選手だ。とは言え個々の能力では関大に劣勢だったし、なかなか厳しい。

公式記録




第2試合については試合以外の部分が重要なので、試合自体については書きにくい。まず西京極陸の使用予定が午後5時までとあったことに触れておこう。西京極で「きょうとさん…」まで聴くと普通京都サンガが浮かぶが、京都産業大学である。

関西学生選手権準々決勝
阪南大学−京都産業大学
7月2日 13時30分 西京極陸 雷雨 ピッチ悪

阪南大          京産大
−−−−−山口一−−−− −−−高橋−−和田−−−
−山口拓−脇坂−−林−− −−−−−−−−−−−−
−−−岡部−−藤原−−− 橋本−田中−−立石−園部
吹ヶ−大野−長谷川−真瀬 木原−橋本−−谷川−守安
−−−−−渡邉−−−−− −−−−−射庭−−−−−




阪南大学 監督:須佐徹太郎
GK 21 渡邉健太郎 175/74 95/08/09 4年 愛媛FCユース
DF  2 真瀬拓海  174/67 98/05/03 1年 市立船橋
    5 長谷川隼  178/72 97/09/14 2年 川崎フロンターレU−18
    4 大野佑哉  179/70 96/08/17 3年 山梨学院大学附属
    3 吹ヶ徳喜  174/67 97/07/22 2年 名古屋グランパスU18
MF  6 藤原奏哉  169/59 95/09/09 4年 ルーテル学院
   12 岡部拓実  175/68 95/12/04 4年 正智深谷
   14 脇坂奏斗  172/64 95/06/11 4年・主将 川崎フロンターレU−18
   17 林雄飛   171/57 98/01/02 2年 野洲
FW 15 山口拓真  173/60 98/10/20 1年 西武台
   10 山口一真  175/70 96/01/17 4年 山梨学院大学附属
リザーブ
GK  1 名良橋拓真 178/73 97/05/19 2年 川崎フロンターレU−18
   16 大塚勇気  172/66 96/07/28 3年 真岡
   20 濱野雄太  178/61 96/11/11 3年 作陽 
MF 18 田中彰馬  172/65 98/06/13 1年 名古屋グランパスU18 
   33 永野雄大           2年 ギラヴァンツ北九州U−18
FW 11 松尾雄斗  165/63 95/11/13 4年 コンサドーレ札幌U−18
   13 和田凌   168/70 95/07/05 4年 ジェフユナイテッド市原・千葉U−18

京産大 監督:古井裕之
GK  1 射庭康太朗 184/74 95/12/07 4年 セレッソ大阪U−18
DF  7 守安陸   170/62 95/06/21 4年 神戸U−18
    5 谷川由来  180/75 97/04/21 2年 守山北
    4 橋本侑紀  180/68 96/05/05 3年 セレッソ大阪U−18
   24 木原豪   178/62 95/12/09 4年 東山
MF 22 田中聖也  168/60 97/09/05 2年 滝川第二
   18 立石和真  174/72 98/01/09 2年 セレッソ大阪U−18
   15 園部凌平  166/63 96/08/16 3年 ガンバ大阪ユース
    8 橋本和征  168/59 97/05/27 2年 東福岡
FW  9 和田健太郎 193/86 96/06/28 3年 ガンバ大阪ユース
   16 高橋佳   172/70 96/08/29 3年 阪南大高
リザーブ
GK 12 寺地一貴  180/64 96/02/20 4年 神戸国際大付属
DF 26 湯田京志  185/76 96/05/20 3年 阪南大高
   20 美馬和也  170/67 97/12/01 2年 神戸U−18
MF 23 島田侑弥  183/72 95/05/24 4年 初芝橋本
FW 40 堤原翼            1年 京都橘
   11 久保吏久斗 165/56 97/01/23 3年 セレッソ大阪U−18
   27 ベハラノナオキ 183/74 97/05/22 2年 神戸弘陵



立ち上がり京産大が押し込む。��和田の圧倒的高さとポストプレーの強さを軸にどんどん当て、阪南大センターバックがあまり高くも強くもないこともあって押し込む。繋ぎもよく、�歌�石を軸とした中盤の潰しからの組み立てで阪南大のプレッシングをかいくぐりパスを回す。3分、㉔木原の左クロスを��和田飛び込むが届かず。決定機。6分、スルーパスに�姐盒兇�GKと1対1になるもセーブ。更に阪南大のCKに対し京産大はゾーンで守り、ゾーン使いの阪南大も慣れているはずのゾーン攻略が出来ない。しかし15分頃から、��山口一真がスペースに流れたり引いたりと動きに変化をつけ、単なる張るだけのセンターフォワードではないことを示す。脇坂が巧みなターンや飛び出しなど高い技術と頭の回転の速さを見せる。両サイドもワイルド。押し込み始めた前半25分、少し前からなっていた雷が近づき、明らかに危険になったので給水タイム時に中断して選手を下がらせる。やがて土砂降りになり、到底ゲームできる状態ではない。雨は緩くなったりきつくなったりを繰り返し、雷も間をおいて鳴り続け、やがて収まり、13時55分に中断したゲームが15時再開であることを告げられる。直前に一部の選手がピッチのボールの転がり具合を見るが、すぐに止まる。そしてピッチ内アップのないまま、ゲーム再開。膠着状態のまま7分ほど過ぎた辺りで再び雷が鳴る。4審と学連が何やら話をして、主審と副審も話をして、やがて再び中断。前半35分。学連は両校監督に何やら話をする。この時点で延期を確信する。再開まで時間がかかるのは明らかだし、1試合で2度も中断すれば普通延期だし、ましてや5時までしか会場が抑えられないならなおさらだ。しかしスタンドでは学生たちが21時まで抑えているらしい、という声が聞こえ、ひたすら待つ。観客はかなり帰った。そして16時40分再開見込みとの放送が流れ、雨がやみ、早目に再開できそうだったが、16時20分頃から選手たちが1からアップして準備する。そして16時40分に再開する。両校ピッチに苦しむが、多少回復している。前半スコアレス。

シュート数5(3)対2(1)、CK数2対2、GK数2対5、オフサイド数2対0、クロス数9対3、ファウル数2対6。

後半開始。既に17時03分。2分、��山口一真のシュートはブロック。決定機。かなり一方的に阪南大が押し込む。重馬場でも強いのが阪南大の特徴だ。足腰が強い。52分、阪南大が押し込み、右センターバック�ツ甲�川が持ち出し、ハーフラインを超えたところでフィード、左裏の��山口拓真がボレー、決まって1−0。54分、京産大�姐盒侠���久保。57分、阪南大、��脇坂から�⊃神イ暴个鍬�久保が裏を取りクロスに��山口拓真ヒールも合わず。
60分、阪南大��脇坂の左クロスに��山口拓真ボレー、セーブ。決定機。その後も阪南大の猛攻が続く。66分、阪南大��山口拓真→�嘉鎮羮看蓮�72分、�盈嗟哉槇���和田凌。トップに入り、��山口一真が右ハーフに回る。いきなり�⊃神イ離�ロスに��和田ヘッドはバーを叩くがオフサイド。74分、共産大�歌�石→㊵堤原翼。抜群の身体能力を誇るアタッカーで左ハーフに入り、�╋極椶�ボランチに。85分、共産大��和田→㉗ベハラノ。しかし阪南大は確実に時計を進め、1−0で勝利し、総理大臣杯出場を決めた。

後半シュート数10(6)対3(1)、CK数4対3、GK数4対4、オフサイド数3対3、クロス数7対7、ファウル数8対2、FK数0対1。明らかに阪南大が押していたが、」京産大も粘り強く耐えた。

阪南大はすでにこの日出ていない重廣と、シャドーの脇坂のプロ入りは発表されている。山口一真も確実だろう。今年はこの3人かな?と思っている。京産大は来年の和田が楽しみだ。

公式記録


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T.K. [MAIL]