サッカー観戦日記

2017年04月10日(月) プレミアリーグ開幕節 神戸−米子北(4月8日分)




プレミアリーグ開幕節
ヴィッセル神戸U−18−米子北高校
4月8日 13時 キンチョウ ピッチ良 晴

第2試合も個性がはっきりしているチーム同士の戦いだ。神戸は中盤で徹底的にパスを回して支配にかかるタイプ。アタッカーは突破力に優れている。対する米子北はかつては関西からのサッカー留学ばかりだったが、近年鳥取出身者が増えた。昇格組。未だ全国制覇はないが実績十分、というかそうでないとプレミアリーグには上がれない。

試合直後のフォーメーションは神戸4−4−2だったがトップの佐々木がすぐにインサイドハーフの4−3−3になる。以下その布陣で記す。

神戸           米子北
−池田−−秋山−−佐藤− −−−高橋◆歉觧圈檗檗
−−佐々木−−原 檗檗檗 檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗
−−−−−谷川−−−−− 坂田−佐野◆欅ど馬場
宮田−小林◆蘖ε牒∩粟遏’塲∋宛供檗鬱榾棔欅羮
−−−−−坪井−−−−− −−−−−佐藤−−−−−



ヴィッセル神戸U−18 監督:野田知 
前登録記載なしはヴィッセル神戸U−15出身

GK  1 坪井湧也  182/72 99/08/23 三木市立自由が丘中
DF  2 前川智敬  169/66 99/04/07 
    3 宮田健太郎 174/70 99/07/14 セレッソ大阪U−15
    4 小林友希  183/73 00/07/18
   20 右田楓   175/68 00/05/18 バレイアSC U−15
MF  6 谷川勇磨  166/65 99/07/26 
    7 佐藤昴   165/63 99/06/11 長岡ジュニアユースFC
   13 佐々木大樹 180/74 99/09/17 レスポール浜田FCジュニアユース
FW  9 秋山駿   175/70 99/08/26 セレッソ大阪U−15
   10 原尊    171/68 00/06/17 上州FC高崎
   14 池田修志  174/60 99/07/19 ギラヴァンツ北九州U−15
リザーブ
GK 30 多久美景紀 180/72 01/04/13 柏レイソルA.A.TOR‘82
DF  5 本山遥   171/71 99/06/05 
   22 宋勝鳳   176/71 00/05/31
MF  8 船越大夢  174/64 00/05/09
FW 11 泉柊椰   172/60 00/12/02 柏田SC
   29 小田裕太郎 178/65 01/08/12 
   34 重野祥輝  166/65 01/06/12 東京杉並FC U−15

米子北高校 総監督:城市徳之 監督:中村真吾
GK  1 佐藤壮太  176/73 99/04/20 サルパFC
DF  2 三原貫汰  166/59 99/05/26 鳥取VAMOS FC
    3 井上朝陽  173/65 00/02/28 ファジアーノ岡山
   19 阿部優貴  169/74 00/10/05 鳥取VAMOS FC
MF  5 宮本薫   170/63 99/07/16 VIVO FC
    8 坂田二千翔 161/56 00/01/11 サウーディFC
   10 佐野海舟  170/60 00/12/30 FC Viparteばつ
   14 高橋諒   169/58 00/08/06 益田市立益田中
FW  7 馬場琢未  170/63 99/07/17 スポーツクラブ岐阜VAMOS(第3種)
    9 城市太志  160/54 99/10/19 ガイナーレ鳥取U−15
   15 馬塲隆聖  172/67 00/10/31 ガンバ大阪門真ジュニアユース
リザーブ 
GK 17 引野航成  176/61 99/07/16 鳥取セリオFC
DF 18 鍜治川友貴 165/58 00/01/26 鳥取VAMOS FC
   23 三島凜   169/59 99/09/26 FCアミーゴ
MF  6 松下侑平  179/65 99/12/18 岩出FC Azul
   24 島田周   160/58 99/08/28 東春72ジュニアユース
FW 11 門村幸亮  170/67 99/08/16 エベイユFC神戸
   22 前田想   164/57 99/04/25 鳥取セリオFC



米北は守備的に入る。トップは神戸のセンターバックには行かず自由にボールを持たせ、中盤で激しく寄せる。パワー負けしているが、あきらめずに体をぶつけ自由を奪う。佐野が技術がしっかりしていて視野も広く展開力があり変化もつけられる一方で米北の基本のハードワークもいとわない。┷篥弔魯疋螢屮蕁爾妊▲奪廛瀬Ε鵑盞磴靴ぁバックラインはスペースに流れる神戸のアタッカーを捕まえ切れない。ベンチから細かく修正の声が飛ぶ。米北はかつては関西からのサッカー留学生ばかりだったが、近年地元鳥取勢が増えている。全国高校総体準優勝経験もあり、山陰では立正大淞南と並び全国制覇に近い高校だ。一方神戸はセンターバックがボールを持てぞ林は高さで圧倒、ドリブルにも強く左足ロングフィードも狙いがよく脅威になる。官ε弔盂亮造坊劼欧襪啓虍も安定している。また神戸のFW陣はスペースを常に狙っているインサイドは身体を使い確実にキープできる。池田は基本通り右足アウトで運ぶドリブルでカットイン多用。攻撃のエースだ。右のШ監も突破力はあるが強引には行かず、米北に囲まれては戻す。原はパスとドリブルの使い分けがいい。佐々木はフィジカルを活かしたブロックがいい。1年生のときからFWで出ていた選手だが、180cmの上背ではパワー系CFとしてはプロでは厳しい。かといって昨年は中盤が強力だったのでFWで使うしかなかった。トップ昇格の快速FW向井章人が加速して中をつくためのスペース造りに長けており、インサイドでも要領よくプレーできている。γ川は堅実で下がって受けて確実に捌く。10分、米北┷篥弔左突破、クロスに城市正面に飛び込む。超決定機。20分、神戸、ぞ林の狙いすましたフィードに秋山左寄りでGKと1対1、右に外す。超決定機。米北GK〆監は上背はないがキャッチが高く安定している。神戸は上手くいっていないと判断し、Ш監と原のポジションを入れ替える。原は自らの突破だけでなく、∩粟遒両紊りを引き出し、サイドが厚くなる。左も5榲弔ガンガン上がる。両サイドバックが上がり、後ろ3枚で守る感じ。米子北は2トップが引き気味で、あくまで中盤に入ったところを囲み込む狙いのようだ。常に神戸のそばにいて、入れば一気に囲む。ベンチは指示出しっぱなし。普段とはプレー強度が違うのだろう。当たっても潰せないから複数で囲むことを徹底している。前半0−0。

前半シュート数7(2)対2(1)、CK数2対0、GK数1対5、クロス数3対0、ファウル数6対2

ハーフタイム、神戸5榲帳ニ椹獲據左足にいいものがあった。秋山→㉙小田裕太郎。右ウイング。原がセンターフォワード。いきなり左クロスに原飛び込む。決定機も正面。60分、米北城市→門村幸亮。63分、神戸佐々木→船越大夢。64分、神戸、正面27mFK、Ш監が狙うも壁。65分、神戸、米北の後方の繋ぎに一斉にプレス、Ш監に出てミドル、GKナイスセーブも㉙小田が蹴り込む。1−0。米北、すぐ円陣を組む。強豪と言っても東福岡のように精神的に崩れるタイプのチームもあるが、米北は崩れたところは知らない。決してあきらめないタイプで、しかも無謀に攻撃に行かずバランスを考えたゲーム運びを見せる。68分、米北外ど槇松下侑平。そして米北高橋にスルーパスがっとるが逸機。82分、米北高橋→㉓前田想。前線を変えてフォアチェンクに切り替える姿勢だ。そして87分、米北、正面18mFKゲット。┷篥弔ジャンプした神戸の壁の下を狙うが当たる。米北馬場→駕┝川友貴。この時間帯米北のサイドが機能し、┷篥弔底知れぬ運動量でどんどん仕掛ける。ちょうど前半神戸の左ウイング池田がカットイン多用していたように、坂田もカットイン多用。しかし神戸もクロスを上げさえない。神戸は4−4−1−1に変更し、佐々木をトップ脇、自由に下がらせて、原を前線に張らせるバランス変更。守ってカウンターに割り切る。ロスタイム、神戸原→泉柊椰。時間稼ぎに加え下級生に経験を積まそうという意図か。結局1−0で神戸が逃げ切った。

後半シュート数4対2、GK数2対2、クロス数3対1、ファウル数1対4。チャンスの上ではやや神戸が押していた。しかし決して相手に楽させない米北らしさが出ていた。このプレー強度で1年間できれば、とてつもない強さが身につくはずだ。全国高校総体決勝よりも激しいゲームを戦い続けるのだから。選手もベンチも疲れ切ったと思うが、この激しさに慣れたころには米北は全国でも優勝候補としての目で見られるようになる。そのためにも負けるにせよ今日のように最後まで食らいつくことだ。特に目立った選手はいなかったが穴もなく、タフに戦えていた。高校生の大会で全国9地域、全国制覇のない地域はないが、細分化すれば山陰地方はまだ全国制覇経験がない。今の経験を大事にして、毎週末に万全の準備で戦ってほしい。

神戸は中盤のパススピードが遅く、回せたものの食らいつかれていた。大きな展開も交え、素早いパスでマークを振り切れればフリーでサイドに出せたはずだ。今日はサイドに出て、そこから1対1を仕掛けるか、という印象だったので。あとぞ林はサテライトに呼ばれるかもしれない。池田も有望だが、もらい方を工夫して相手がいない状況で受けられるようになれば、クロス数も増えるだろう。秋山や∩粟遒魯肇奪廚料手とキャラが被る。必死にアピールしてほかのクラブからオファーが来ればしめたもの。佐々木はとにかく今のポジションをものにしてほしい。神戸は現状では残留争いはなくても中位にとどまる恐れがあり、この日の出来なら良くて3位くらいかな、と思った。米北は楽に勝てる相手ではないから、意図を明確にして戦ってほしかった。ロースコア自体は仕方ないが。

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