サッカー観戦日記

2016年06月20日(月) 近畿大会女子決勝 学芸−日ノ本 男子決勝 仰星−興國

近畿大会決勝は女子の場合全国を決めた直後の第1戦で真剣勝負になることが多い。準決勝から学芸は一人変えただけ、日ノ本は全く同じ11人。まさに全国でどう戦うかを占う一戦となる。

近畿大会女子決勝
大阪学芸高校−日ノ本学園高校
6月20日 11時 橿原公苑陸 ピッチ並 曇


学芸           日ノ本
−−−竹中�◆歙郷紂檗檗檗 檗檗檗檗殘楔供檗檗檗檗�
−−−−−−−−−−−− 宮本��伊藤�◆鬱抜岫��眦�
山本�|羸勝檗歹8供盜眛喚◆檗檗檗檗殃芯諭檗檗檗檗�
船守��藤澤−−平田−岡田�⊃�岡�ゞ睚伸◆歉庄吻�牛島��
−−−−−石躍−−−−− −−−−−米澤�◆檗檗檗�



大阪学芸 監督:副島博志
GK  1 石躍奈々  3年 163 66 セレッソ大阪レディースU15
DF 12 船守明日海 2年 162 55 セレッソ大阪レディースU15
    5 藤澤みなみ 3年 164 59 ヴィスポ狭山
    4 平田栞   3年 158 52 和歌山ガールズ
    2 岡田愛海  2年 162 60 FC TIAMO
MF 18 谷川琴音  3年 162 61 清水ヶ丘中
   24 中西ふう  1年 158 50 高知ガナドールFC
    6 藤原早紀  3年 165 54 エルパイレLFC
   14 高憧四季  2年 156 46 門真沖
FW  9 竹中ひより 2年 158 44 宮山台中学
    8 清水千陽  3年 156 50 ヴィトーリア

日ノ本 監督:田邊友恵
GK  1 米澤萌香  2年 161 55 日テレ・メニーナ・セリアス
DF 19 杉岡真里奈 1年 155 45 青崎F.C Hanako clover’s
    2 金平莉紗  2年 164 50 岡山湯郷Belle U−15
    3 松永未衣奈 2年 162 47 徳島ラティーシャ
    5 牛島理子  2年 156 45 ロアッソ熊本ジュニアユース
MF 14 宮本華乃  2年 161 48 ロアッソ熊本ジュニアユース
    6 伊藤美玖  2年 160 48 日テレ・メニーナ・セリアス
    7 平塚万貴  3年 162 53 西南フットボールクラブ
   11 �眦膺雋�  3年 153 50 FC EFRONTE
    8 吉間かれん 2年 157 46 栃木SCレディース
FW 10 目原莉奈  3年 153 50 大分トリニータレディース



立ち上がり、日ノ本のプレスが甘い。準決勝のタフなゲームの疲れを引きずっている印象だ。大阪学芸は両CBが大きく開きビルドアップする。こんな隙は前日の精華戦にはなかったことだ。日ノ本は��金平の左足、��松永の右足フィードは素晴らしい。対角線に能力の高いサイドハーフを狙う。���眦腓硫�速や��宮本の足元や力強いキープが生きる。8分、日ノ本、右CK�┻抜屬留β�に��宮本ヘッドはブロック、こぼれを誰か?シュートは右に外れる。11分、日ノ本GK�(鈍靴乏愀櫚�竹中寄せてブロック、むしろ激しいチェックは学芸サイドに見える。13分、日ノ本、��目原に当てて左の��宮本シュートは右に外れる。15分、日ノ本、右CK、�┻抜屬離�ック、またサインプレーで中に落とし��松永シュートはブロック。17分、日ノ本�┻抜屬離潺垢魍愀櫚�高憧奪い突っ込むがタッチが流れGK�(鈍轡�ャッチ。25分、日ノ本��金平が上がり目から浮き球フィード、��目原が左斜め後方にヘッドで落とし飛び出した��平塚がペナ少し外から左足ループ、というかドライブ回転を掛けたミドルで叩き込む。0−1。見事な連携と高い個人能力が三つ組み合わさったレベルの高いプレー。27分、日ノ本��宮本のポストプレーから��平塚がコントロールミドルは右上に外れる。決定機。29分、日ノ本�サ軼腑�ーバーラップから右クロス�┻抜崛覗瓩ぅ肇薀奪廚�ら左隅を襲うシュート、GK�\侈�好セーブ。決定機。左CK�┻抜屬�またも工夫をつけたキックも中でオフェンスファウル。31分、日ノ本�┻抜屮好襦璽僖垢砲いぅ織ぅ潺鵐阿悩犬卜�れた��目原左クロス、カット。左CKに。�┻抜屬�ファーに入れる。しかしファウル。

ハーフタイム、学芸�╂郷紜���神谷育実。後半開始。いきなり大阪学芸が飛ばす。日ノ本は後方で回し落ち着かせにかかる。学芸のプレスは日ノ本のミスを誘発させるには至らず。日ノ本は後方が安定しているので、プレスをかわしきる力はある。40分(後半5分)、日ノ本��宮本から�サ軼隋↓��眦腓箸弔覆�右クロスをGKキャッチ。いい形。41分、日ノ本��平塚から一気に��宮本へミドルパス、左クロスはカット。43分、日ノ本��目原ががっちりとしたポストプレー、倒され正面30mFK。�Π貌�のシュートは正面。44分、日ノ本�サ軼腓離蓮璽嬋婉瓧藤縫錺鵐丱Ε鵐匹�大きく弾みバー。惜しい。51分、学芸�加�川→�Я暗聴執瓠���竹中→��猪亦玲音。��高憧→�管擶憤Σ臓�プレスの落ちてきた前線を交代し、プレスを掛け続ける策だろう。55分、学芸ハーフ付近のFK、中にこぼれ�ζ8競轡紂璽箸魯屮蹈奪�。右CKを�Я暗弔虜限�もクリア。55分、日ノ本�┻抜屏��科薪弔劼覆痢�左ハーフに入り、��宮本が右ハーフ。���眦腓�インサイドへ。62分、学芸��猪亦左から仕掛けクロスはカット。このプレーで猪亦がなかなかのタレントということが分かる。怪我でもしていたのだろうか?65分、日ノ本�科薪弔虜献�ロスに��宮本抜け出すがコントロールミス。65分、学芸、フォアチェックで奪い�管擶覆留Ε�ロスに��猪亦ボレー、左に外れる。決定機。67分、学芸�Я暗弔虜献�ロスはカット。結局0−1で日ノ本が勝ち、優勝した。

学芸はインサイドが潰され、全国レベルではサイド攻撃主体になりそうだ。CBから対角線のフィードは止められないだろう。そしてFW陣はよく走り、プレスを掛け続けた。ただし全国レベルだと変化をつけられる選手が見当たらず、徹底的にサイド攻撃になりそうだ。㉔中西や��猪亦が日ノ本クラス相手でも変化をつけられれば全国でも上位を狙えるのだが。

日ノ本はバックラインの安定が素晴らしかった。サイドからボールが入ったケース以外マークがしっかりしていたし、ボールコントロールも問題ない。そして平塚の能力を最大限活かすスタイルが完成している。平塚が中盤の底にいるときは�┻抜屬�変化をつけて��宮本の力強さや��目原のポストとストライカーとしての動き。

ただ正直両校とも全国ベスト4クラスだが、今年の全国高校総体は3連戦+決勝。3連戦目でばててフォアチェックが落ちると厳しい。今年は昨年の日ノ本、大商学園ほどの力、層の厚さがないので、勢いや流れに乗ることが優勝には不可欠だと思う。あとバックラインが堅いので守勢で耐えられるチームなのは全国で大きい。





全国高校総体を控えた高校の場合、イマイチ甘かったり、テストでの起用だったりと、ヌルくなりがちな男子だが、決勝進出の大阪2校は大阪3位と4位、つまり予選敗退しているので、逆にガチガチの真剣勝負が期待できる。

仰星のサッカーは柔軟に相手に対応するスタイルだが、強いて挙げるとよく走るサッカーか?対する興國はバルサスタイル、それもMSN時代前の徹底的にポゼッションから崩すパスサッカーだ。


近畿大会男子決勝
東海大仰星高校−興國高校
6月20日 13時30分 橿原公苑陸 ピッチ並 曇

仰星           興國
−−−新保−−見野−−− 村田� 檗歛膤性◆檗殍婿�
谷野−−−−−−−−松井 −−−大塚−−山口−−−
−−−大崎−−原田−−− −−−−−加田−−−−−
面矢−−玄−−三角��大東 今掛−長井−−重本−坂口
−−−−−宮本�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歸鎮罅檗檗檗檗�



仰星 監督:中務雅之
GK  1 宮本一郎  2年 184 78 門真沖サッカークラブ
DF  3 大東史明  3年 175 61 岩田FC
    2 三角舞也  2年 174 64 大阪セントラルFC
    4 玄尚悟   3年 178 73 岩田FC
    6 面矢行斗  3年 179 72 京都サンガFC U−18
MF 10 松井修二  3年 164 59 ガンバ大阪門真JY
   15 原田紘汰  3年 176 65 FC TIAMO交野
    7 大崎航詩  3年 174 63 大阪セントラルFC
    8 谷野龍馬  3年 167 62 ヴィッセル神戸伊丹
FW  9 見野龍太郎 3年 172 63 門真沖サッカークラブ
   18 新保隼人  3年 169 59 岩田FC

興國 監督:内野智章
GK  1 田中大智  3年 179 69 ゼッセル熊取
DF  4 坂口貴哉  3年 178 68 長坂FC
   13 重本貞大  3年 177 67 ヴィッセル神戸伊丹
    8 長井一真  3年 181 71 大阪セントラル
    2 今掛航貴  3年 172 62 RIP ACE
MF  3 加田淳哉  3年 177 67 大阪市ジュネッス
    5 山口達也  3年 177 67 長野FC
    7 大塚智也  3年 175 65 LEO SC
FW 11 北山雄大  3年 178 68 セレッソ和歌山U−15
   10 大垣勇樹  2年 173 63 枚方FC
   14 村田透馬  1年 173 63 ガンバ大阪堺U−15



仰星はバックラインを完成度の高い�じ爾�締め、中に入るボールもよく潰す。�μ面陲魯譽侫謄�ーで左足の精度が高く、守備もしっかりしていて戦術眼も高く、ロングスローまである。スピードがあれば完璧なのだが。�B臈譴旅況睥呂�高い上にロングスローあり。��松井はキック精度が高く、周囲を使えるサイドアタッカー。��大崎はレフティーのゲームメーカー。2トップは走り回り、守備では興國ボランチ�2壇弔離廛譽奪轡磧爾魍櫃韻弔帖■達造蘯�由にさせない。興國はCB��長井が高さで圧倒しつつフィードもなかなか。もう少し上背のある相手との勝負を観たい。�2壇弔賄験�力がある。��大垣は素晴らしいドリブラーだが、メッシポジションで中央突破できるほどではない。��北山は受け方が上手くスペースで受ける動きを見せる。��村田はなかなかのカットイン。
8分、興國�2壇弔療験�、��北山へ、仰星�μ面陲鬚�わすもゴールライン割る。12分、興國�2壇弔�ら仰星カット、中へフリー、左��谷野、左シュート、決まって1−0。15分、興國�2壇弔�左足ミドル、右に外れる。18分、興國��重本からフィード、��北山快足を飛ばすがDF身体を入れファウルで逸機。20分、仰星�μ面陬蹈鵐哀好蹇次↓�見野シュート、こぼれ��谷野左シュートは上に外れる。決定機。23分、左CK��松井が右足で入れるがパンチ、�B臈譴留Ε蹈鵐哀好蹇次↓�原田ボレーは上に外れる。決定機。24分、興國、右CK、��大塚の右足、低いボールを入れるがクリア。26分、仰星�何景櫂櫂好肇廛譟爾�ら��見野右クロスシュートは外れる。35分、仰星�B臈譽蹈鵐哀好蹇次↓�見野落とし��大崎左足シュートは上に外れる。決定機。結局前半は1−0。

前半シュート数6(1)対1、CK数2対2、GK数1対4、オフサイドなし、クロス数3対2、ファウル数3対4、FKなし。かなり仰星ペースだったと言えるだろう。クロスは少なくてもロングスローも多かったし、形も作っていた。興國の中盤が寸断し、バックラインも自由に持てず、仰星の機動力が十分に生きている。

後半開始。興國はフォメを変えている。つまり3バックだ。↓の通り。


興國
村田� 檗歛膤性◆檗殍婿�
−−−−−−−−−−−−
今掛−加田−−大塚−山口
−長井−−坂口−−重本−
−−−−−田中−−−−−

しかし空回りし機能しない。仰星の攻勢が収まるが、興國も攻めが詰まり、望んでいないであろう膠着状態に陥る。49分、興國��重本→��西村恭史。再び4−3−3に。↓

興國
村田� 檗歙沼次檗檗殍婿�
−−−−−大垣−−−−−
−−−大塚−−加田−−−
今掛−長井−−坂口−山口
−−−−−田中−−−−−

以降大垣が中盤でドリブルできるようになり、形になってくるが、依然として仰星バックラインは固い。52分、��大垣のドリブルからシュートは正面。決定機。20分、��大垣のスルーパス��北山右クロスはクリア。�セ蓋�ロングスローもクリア。しばらくは興國が形を作るが、徐々に仰星が膠着状態に持ち込み、シュートにならない。58分、仰星�何景蘗���尾花優太。興國��村田→�嬰銚興�太朗。61分、興國�セ蓋�→�換嗅變渋澄�63分、仰星��谷野→�蛙�山元規。67分、興國��北山→�害�本卓大。70分、仰星��尾花→�監E沈瑛曄g叡緇�態のままタイムアップ。1−0で仰星が勝ち優勝した。

後半シュート数0対2、CK数0対2、GK数0対3、オフサイド数2対0、クロス数3対4、ファウル数1対2、FK数1対0。

完璧に時計を進めた仰星のゲーム運びの勝利だった。柔軟だった。高校レベルとしては完璧なウノゼロだった。興國は真っ向から崩すだけのパスワークは持っていないので、色々変化をつけたが、どうにもならず。FWが引いて受ける動きがあれば、中盤も楽になるのだろうが。ポジション概念にとらわれた感があった。冬も大阪の有力な優勝候補であろう両校。とりあえず大阪府リーグで揉まれて力をつけてほしい。


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T.K. [MAIL]