サッカー観戦日記

2016年01月02日(土) 高校選手権2回戦 星稜−玉野光南 札幌大谷−中京大中京

大宮サッカー場は改修後初訪問である。元々好きな会場だ。記憶が怪しかったが無事に着けた。氷川神社の参道が人でいっぱいだ。念のため2時間前に切符売り場についたら余裕だった。埼玉県勢が出る試合でもなかったし。入ったらゴール裏が豪華になっていること、メインとバックはこじんまりしていて、豪華な印象は全くないが、高校サッカーを観戦するのは手ごろな感じだ。

高校選手権2回戦
星稜高校−玉野光南高校
1月2日 12時 大宮サッカー場 ピッチ良 晴


星稜           玉野光南
−−−加藤−−大倉−−− −−−土居−−桑田−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
阿部−大橋−−片山�∈�来 片辺−塩田奨−岩本�∪昇雖�
六田−岡田�◆歸貶�−助田 有吉−塩田晃−西中−尾上��
−−−−−坂口−−−−− −−−−−栗尾−−−−−



星稜 監督:河��護
GK  1 坂口璃久  97/08/07 182/72 3年 星稜中
DF  2 六田邦宏  97/09/10 170/65 3年 星稜中
    3 助田航平  97/08/07 168/60 3年 伊丹FCジュニアユース
    4 岡田勇斗  98/06/24 176/74 2年 VIENTO(U−15)
    5 東方智紀  97/07/27 173/69 3年 エスポワール白山FC
   25 加藤貴也  97/04/02 166/60 3年 FCフェルボール愛知
MF  7 阿部雅志  98/03/07 165/58 3年・主将 FC四日市U−15
    8 大橋滉平  98/01/21 170/60 3年 ガンバ大阪ジュニアユース
    9 根来悠太  97/05/01 170/65 3年 星稜中
   14 片山浩   98/05/01 170/69 2年 M.SERIO FCジュニアユース
FW 12 大倉尚勲  97/07/15 172/66 3年 ツエーゲン金沢津端U−15

玉野光南
GK  1 栗尾純平  97/06/22 184/72 3年 総社東中
DF  2 西中竜斗  97/06/17 183/81 3年・主将 ハジャスFC
    3 尾上翔   98/05/22 178/70 2年 操南中
    4 有吉亮稀  98/02/27 179/69 3年 HAJAX IRMAO
    7 塩田晃大  97/05/26 171/66 3年 サウーディFC
MF  5 塩田奨馬  97/11/29 167/67 3年 ハジャスFC
    6 岩本大輝  98/04/09 168/60 2年 ハジャスFC
   14 片辺滉己  97/11/16 165/58 3年 アヴァンサールFC
FW  8 桑田大樹  98/03/19 170/63 3年 サウーディFC
   11 土居晃貴  98/03/12 175/69 3年 アヴァンサールFC
   19 西崎涼司  98/04/16 176/62 2年 ファジアーノ岡山U−15



星稜のサイドバックコンビは「助六コンビ」と呼ぶことに決めた(笑)。歌舞伎用語。
玉野光南のFW土居は予選決勝でのスーパーゴールが動画で話題になり世界中に出回った。当然注目してみると、上背はそこそこながら、ジャンプ力と競り合いの強さがあり、スピードも抜群で身体能力の高さがベースにある事が分かる。そしてきっちりボールが収まる。そして左サイドバック�ね�吉やCB�П�田晃から正確な左足フィードが出てきて、しかも一気のサイドチェンジなど、ピッチの幅を広く使ったサッカーができている。まあ最初に土居ありきのサッカーである。星稜では��大橋がプレーメーカーとして効いており、�Оど瑤�タメて�∀仕弔�いい上がりを見せる。星稜の中盤はインサイドに絞り、サイドバックの上がりを促すが、特に左が強烈。8分、玉野光南、左FKから��土居がシュートはブロック、GKが抑える。決定機。9分、星稜、ワンツーから��大橋が抜け出しラストパスも合わない。13分、玉野光南、左CK、�ケ�田奨の右足に�Υ篷椶�落とし�ね�吉が高いヘッド、決まって0−1。星稜�げ�田はそこそこ高くてパワフルだが、土居には大苦戦。20分、玉野光南�ね�吉の左クロスを�┠�田が落とし��片辺ボレーに行くが届かず。28分、玉野光南�∪消罎離潺好僖垢鮴盈妊�ットしてシュートは左に外れる。星稜は右サイドバック��助田がロングフィードを見せ始め、流れを作り出す。段々単調な玉野光南の攻撃に慣れて、星稜ペースに。星稜は特に策を取らず、地力の差で勝てると踏んだのだろう。29分、星稜、相手ペナ角付近でFK、��大橋のキックは合わず。38分、星稜、左FK、玉野光南はゾーンで守るが、ファーを狙い外れる。40分、星稜、��大橋の左アーリークロスに㉕加藤ヘッドは右に外れる。決定機。玉野光南は�ケ�田奨が守備で効いていてタフに潰し、よく走る。前半は0-1で終了。

前半シュート数3(1)対6(2)、CK数1対1、GK数6対4、オフサイド数2対0、クロス数1対1、ファウル数6対7、FK数2対1。

ハーフタイムで玉野光南�┠�田→��片山知紀。
後半開始43分(後半3分)星稜��根来が抜け出し左足シュートは左ポスト。超決定機。45分、星稜、左サイド深くにいれたボールを玉野光南DFががっちり身体を入れてゴールキックにしようとするが、星稜がファウル気味に後ろから行く。ファウルかどうかは解釈が分かれるだろうが、主審は何とCKの判定。副審がいないサイドとは言え、あんまりなミスジャッジに見えた。星稜��根来の左CKを��大橋落とし��片山が決める。1−1。高校選手権は通常審判団は十分な力量を備えている。なぜなら1級審判の中でもトップクラスのレフェリーがこの時期空いているからだ。清水勇人氏はJでのキャリアもあり、これからのし上がっていく若手レフェリーである。高校レベルなら余裕でふける実力と言っていいが、この判定ばかりは試合を大きく左右するミスジャッジだった。玉野光南も右FKに��土居(左足)、�ケ�田奨(右足)、�П�田晃(左足ロング)が構え、塩田晃のキックは外れる。52分、星稜��大橋がタメて��根来右シュートは右に外れる。決定機。54分、星稜、正面23mFK、��大橋の右足は左に外れる。この時間帯、星稜のインサイドが強烈で、玉野光南としては何らかの策が必要な気がする。57分、玉野光南�垣昇蝣���緑川直生。右ハーフ。中に絞るよう指示が出ているのか、中のケアも行い、運動量豊富である。そして玉野光南GK栗尾は若干足元が不安定で、キャッチングも微妙。シュートストップというGKに一番必要な才能は持っているし、もし進学するなら大学で花開くタイプかも知れない。一方星稜はGK坂口が総合力の高い好GK。もしかしたら大学経由でプロも狙えるのでは?と思わせるレベル。特に足元がいい。潰し合いが続く70分、玉野光南�ね�吉に警告。故意。ここで��片辺→㉔新地猛。スタミナ消耗の激しい両サイドを代えた。74分、星稜��大橋から��根来へ、スルーパスに㉕加藤決めて2−1。玉野光南の右CKで�П�田晃の左足キックを星稜一気のカウンター、��根来1対1になりかけるがDF戻る。38分、玉野光南㉔新地から��片山バックヘッドで落とし��土居1対1も外す。決定機。80分、星稜��片辺→��村中龍仁。83分、星稜、�Оど槇���窪田翔。結局星稜が2‐1で逃げ切った。

後半シュート数7(4)対4(1)、CK数1対1、GK数4対4、オフサイド数1対1、クロス数3対0、ファウル数5対5、FK数0対1。まあ地力で星稜が上でしたね。一番目立っていたのは玉野光南の土居だが、孤立気味だった。それでもボールを納めるパワーとスピード、ボディバランスと技術は大したものだが、プレーの土台に身体能力を活かした強引さがあるので、上で活躍するには頭を使った無理のないプレーが必要になるかもしれない。星稜ではGK坂口です。


公式記録





第2試合はU−18フットサル代表GK坂を擁する札幌大谷の登場である。札幌大谷は夏の全日本ユース(U−18)フットサル大会で全国ベスト8に輝いている。元々フットサルが盛んな雪国・北海道のチームで、予選も激戦区なので4枠あるとはいえ、北海道予選を突破するのだから、ある程度真剣に競技としてのフットサルに取り組んでいるのだろうし、それゆえ、どこまでフットサルの特徴を持ったサッカーができるか楽しみである。対する中京大中京はサッカー部強化に学校ぐるみで心血を注ぎ、現監督の岡山さんは、ベンゲル・グランパスで右ハーフとして活躍し、ベンゲルの薫陶を受けている元選手である。ベンゲル・グランパスからはサッカー選手としての力は足りなくても、そのサッカー観に影響を受け、サッカー界で今も活躍している人材が多い。岡山はベンゲルとの出会いがなければ、ただ走るだけの選手に終わったかもしれないが、考えて走るサッカーをすることに目覚めた。そしてサッカーとはクリエイティブなことに気付いた一人だと思う。中京大中京サッカー部も岡山さんの就任で大きく変わり、タレント頼りのサッカーから、考えるサッカーに変わった。

高校選手権2回戦
札幌大谷高校−中京大中京高校
1月2日 14時 大宮サッカー場 ピッチ良 晴



札幌大谷         中京大中京
−−−内田−−荒木−−− −−−−柳−−本山� 檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
西野尾−大山�⊂影癲殘畋次(〇魁欹�枝−−辻−−井村��
藤田−佐藤−−小川��吉田�⊂床��⊇転勝檗歡悵罅歉床���
−−−−−坂−−−−−− −−−−−岩本��−−−−



札幌大谷 監督:田部学
GK  1 坂桂輔   97/11/25 177/73 3年 札幌大谷中
DF  2 佐藤隼   97/08/28 181/68 3年 手稲東中
    3 小川拓斗  98/08/18 180/70 2年 ほくでんスポーツフィールズ(クラブフィールズU−15)
    4 吉田圭吾  98/11/30 163/62 2年 コンサドーレ札幌U−15
    6 藤田比呂  97/04/02 178/67 3年 コンサドーレ札幌U−15
MF  5 庄内巧真  97/06/07 175/60 3年 コンサドーレ旭川U−15
    8 大山武蔵  98/09/11 167/61 2年 札幌ジュニアFCユース
   10 西野尾基陽 97/08/13 166/62 3年 SSSジュニアユース
FW  9 内田洸介  97/06/04 173/68 3年 フォーザSC
   11 木村太哉  98/07/08 173/63 2年 アンフィニMAKI FC
   13 荒木拓也  97/11/03 170/63 3年 ユニオンジュニアユースFC

中京大中京 監督:岡山哲也
GK 25 岩本大輝  97/04/09 172/58 3年 名古屋グランパスU−15
DF  5 重松勇樹  97/04/23 178/67 3年 名古屋グランパス三好FC
   11 水口豪   97/08/17 171/62 3年 名古屋グランパス三好FC
   14 椿井隆太  97/05/03 176/68 3年 尾張クラブジュニアユース
   19 松岡亨弥  98/05/10 170/60 2年 ヴィアティン北勢FC
MF  4 福山大貴  97/11/10 173/64 3年 名古屋グランパスU−15
    7 辻星哉   97/04/05 174/65 3年 名古屋FC
    8 今枝晃祐  97/05/23 159/56 3年 モノリスFC
   12 井村早良  00/02/26 168/56 1年 東海スポーツ
FW  9 柳完治   97/10/31 178/75 3年 愛知FC U−15
   15 本山遊大  99/05/04 165/55 1年 佐屋中学



選手入場は中京大中京がユニフォーム姿なのに対し、札幌大谷はベンチコートを着ている。雪国だけに防寒対策に配慮している、というところだろうか?

立ち上がり、札幌大谷がショートパスを繋ぐ。いきなり��木村から��内田へ通りシュートもGK㉕岩本セーブ。決定機。3分、中京大中京FKで㉕岩本の放り込みを��柳落とし��井村が繋いで��本山が押し込む。0−1。その後札幌大谷はCB陣で回し、GK�〆笋�ペナを出てボール回しに加わる。ロングパスはないが、ビシッとボランチに入り組み立てる。やはりフットサルらしさが見える足裏でのボール扱いなど、やはり本気でフットサルに取り組んでいたのだな、と思わせる。中京大中京��柳から�┷�枝へ、シュートはGKの上に外れる。ちなみに札幌大谷�〆笋蝋修┐盥�が低く、あとでわかるが、低いボールは足でセーブに行く。これもフットサルの鉄則通り。13分、中京大中京、��本山から��井村へ、CBの間で受け、決まる。0−2。15分、中京大中京、右CKを��辻が右足で入れる。札幌大谷、ロングボールに��荒木が右突破からシュートは左ポスト。決定機。中京大中京も��水口の左クロスに��柳ニアに飛び込むが、GK�〆笋�ナイスセーブ。決定機。直後にも中京大中京シュートは上に外れる。どうやら力量そのものは中京大中京のほうが一枚上のようだ。24分、中京大中京�な〇海�ら�┷�枝に通り��本山正面で撃つがセーブ。決定機。31分、札幌大谷、右クロスに��内田がファーでフリーシュートもGKキャッチ。38分には札幌大谷��西野尾のシュートも正面。結局前半は0−2で終了。

前半シュート数6(1)対6(4)、CK数0対2、GK数3対3、オフサイド数1対0、クロス数0対5、ファウル数4対0、いい位置でのFKはなし。オフサイド数が少ないのは札幌大谷は一気に裏を狙うプレーが少なく、ショートパスをまわして崩すサッカーをしていたから。中京大中京は中で繋いで空けたサイドから崩していこうという意図が見て取れる。

ハーフタイム、札幌大谷、��内田→�敢箍射彩蕁↓�荒木→㉖高橋恒大。坂下がFW、高橋が右ハーフ、��木村が左ハーフ、��西野尾がボランチ、��大山がFWに大きく布陣変更。後半の入りは両者慎重。マイペースを取り戻すことに腐心しているように見える。49分(後半9分)中京大中京��辻、左CKを右足で入れるも合わず。52分、ハーフ付近のクイックFK、��辻がGKの上を抜くループを決めて0−3。水口のFKを�な)椒轡紂璽箸盂阿譴襦�57分、札幌大谷�ζE帳���磯見恭輔。そのまま左サイドバック。58分、中京大中京�な〇晦�㉓竹内優斗。58分、中京大中京��辻に警告。ラフ。公式記録では遅延になっている。札幌大谷繋いで右でフリーのクロスは�敢箍爾帽腓錣此7萃蠹�クロス。60分、札幌大谷��磯見が左FKを左足で入れる。中京大中京��井村→��加藤弘也。71分、札幌大谷�ゾ影癶�
�Р�村滉太。73分、中京大中京��本山→��多田勇輝。札幌大谷は放り込みはせず、徹底的に後方で繋いで隙を伺いボランチに入れるサッカー。80分。中京大中京�┷�枝→㉒天川力駆。結局0−3で中京大中京が勝利した。

後半シュート数5(0)対4(3)、CK数1対1、GK数3対6、オフサイド数1対0、クロス数4対0、FK数4対4.FK数1対0。

札幌大谷は後方では回せたが前線に入れられなかった。低く短く鋭いショートパスに偏っていた。GK�〆笋稜塾呂聾�事だったが、前線が起点を作れず、シュート精度にも欠けた。中京大中京は後半は割り切ったサッカーを見せ、勝つために合理的なスタイルを見せた。これは化けたな、と。いずれ全国上位に名を連ねる日が来るのではないでしょうか?


公式記録


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