サッカー観戦日記

2016年01月03日(日) 高校選手権3回戦 矢板中央−富一 桐光−青森山田

この日は地元桐光学園が登場するため混雑が予想される三ツ沢会場を選んだのには事情があった。単純に好カード揃いでオタクとして妥協したくない、というのもあるが、その日のうちに帰阪したい、でも安上がりにしたい、ということを考えると、なるべく青春18きっぷを使いながら新幹線を有効活用して帰れる会場にしたかった。となれば3回戦4会場のうち横浜駅に近く、帰阪が一番容易な三ツ沢しかない。2時間前には会場について待機列に並んだが、既に500人は並んでいる。私はメイン中央上段に座ることが多い。この日はテレビカメラの陰に隠れて右コーナーが見えづらいギリギリの位置に座った。ここなら右隣には座られにくい。私にとっては隠れた穴場である。


高校選手権3回戦
矢板中央高校−富山第一高校
1月3日 12時 三ツ沢球技場 ピッチ良 晴

矢板中央         富一
−−−澤野�◆歐邑�−−− −−−坂本−−柴田−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−河��−−−−−
伊藤��坪川−−斎藤−江口 −賀田−−田畠−−久保��
真下�◆歙院檗歙郛紂欷轍函\亶�−早川−−能松−放生
−−−−−渡辺�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歔蟷魁檗檗檗檗�



矢板中央 監督:高橋健二
GK  1 渡辺優三  98/05/24 176/70 2年 川崎フロンターレU−15
DF  2 古家秀太  97/04/26 169/63 3年 常総アイデンティU−15
    3 川上優樹  97/07/18 184/64 3年 ジュニオールジュニアユース
    4 星キョーワァン 97/06/25 184/77 3年 南河内第二中
    5 真下瑞都  98/08/07 176/65 2年 FCアネーロ宇都宮
MF  6 斎藤亮輔  98/03/13 170/62 3年 AS栃木bom de bola
    7 坪川潤之  97/05/15 176/64 3年 札幌ジュニアFCユース
    8 伊藤心   99/01/26 168/58 2年 ともぞうSCジュニアユース
   15 江口大希  97/10/13 165/64 3年 ともぞうSCジュニアユース
FW  9 澤野祐輝  99/03/04 169/68 2年 FCV可児
   10 人見拓哉  97/12/18 175/59 3年 AS栃木bom de bola

富一 監督:大塚一朗
GK  1 相山竜輝  97/10/23 173/63 3年 水橋FC U−15 
DF  2 放生祥季  97/11/05 170/62 3年 FCひがしジュニアユース
    3 石黒絢心  98/01/18 165/55 3年 SQUARE富山FC
   10 早川雄貴  97/10/16 177/64 3年 直江津FC(NFC)MONDAYNIGHTジュニアユース
   22 能松大河  97/08/17 170/65 3年 カターレ富山U−15
MF  4 河��輝太  97/04/09 168/63 3年 カターレ富山U−15
    6 田畠太一  97/07/11 175/67 3年 FCひがしジュニアユース
    8 賀田凌   98/02/25 164/63 3年 SQUARE富山FC
   17 久保佳哉  98/09/27 170/57 2年 SQUARE富山FC
FW  9 坂本裕樹  97/04/15 169/58 3年 FCひがしジュニアユース
   11 柴田丈一朗 97/04/02 169/58 3年 カターレ富山U−15



2分、矢板中央、ペナ左FK,富一はもはや新たな伝統のゾーンで守る。狙うが上に外れる。立ち上がりは矢板中央が放り込み主体でペースを握る。�だ韻歪洪箸覆�らスピードはなかなか。ステップワークは怪しい。��川上は勝気。��江口は強引なプレーが多い。��古家はスピード豊か。�タ寝爾魯譽侫謄�ーでパワーもある。富一は起点になるべき�ε槌�のパスがアバウトで奪えるのにいい攻めにならない。��柴田は受け方がうまく、サイドに流れて仕掛ける動きを連発。良く教えられている感じ。�げ���も連動してかき回し、よく訓練された選手のイメージ。以前ならこういう選手はFCひがしが育てていたのだが、今はカターレが育てているのか。あとこの試合の主審は展開の読みが甘い。富一�げ���切れ込み伸びるシュート、正面。決定機。10分、矢板中央、ペナ左でFK�タ寝爾離�ックはファーに伸びる。13分、富一��柴田のポストプレー��坂本ミドル、左に外れる。決定機。15分、矢板中央、右CK、��坪川の左足キックを�タ寝爾�ヘッド。1−0。真下の身体能力の高さが出た打点の高いヘッド。20分にも右CKで坪川のキックを富一��柴田がカットも矢板中央��江口拾い突っかける。23分、富一��柴田が左で起点になり�┣貪弔砲弔覆��欝彿櫂轡紂璽箸魯屮蹈奪�。この辺りから富一��柴田のマークの受け渡しに矢板中央が苦労するようになり、これは最後まで解消されなかった。26分、富一、左60度ロングFKを�ε槌�が狙うも上に外れる。直後にも富一��坂本がヒールで落とし�┣貪張轡紂璽箸魯屮蹈奪�、右CKへ。これは逸機。更に�欝彿櫃�ら�┣貪脹Ε�ロス、��坂本に落ちるがDF辛うじてクリア。決定機になりかけだった。30分過ぎ、�欝彿櫃魯好圈璽匹覇庸法↓�坂本へ、右クロスを矢板中央�だ韻�打点の高いヘッドでカット。33分頃?富一��柴田が左で受けてカットイン、最後は防がれる。40分、矢板中央、いきなりミドル、右に外れる。決定機。前半1−0で終了。

前半シュート数6(1)対4(2)、CK数3対1、CK数3対8、オフサイド数1対0、クロス数3対3、ファウル数6対4、FK数2対1。立ち上がりの矢板中央のタテに速いサッカーが徐々に富一の連動した崩しのペースに巻き込まれる。その要因は富一がカウンター時に��柴田が起点になり脅威になっていたので、徐々に矢板中央が人数をかけた攻撃をしづらくなり、ただ蹴り込んだだけのような薄い攻撃になり、富一の支配を許したためだ。正直これはチーム力の差であり、矢板中央にセカンドオプションがなければ、ただ耐えるしかないと思った。

ハーフタイムで矢板中央��江口→��森本ヒマン。FWに入り��人見と2トップ。��澤野が右ハーフに下がる。187cm81kgの森本に預けて起点を作る意図だろう。しかしいきなり富一�∧�生の右クロスを�欝彿櫃�スクリーンして��坂本がヒールシュート、ブロック。42分(後半2分)矢板中央��古家の右クロスを大外で��森本実に高いヘッド、右に外れる。超決定機。44分、富一��柴田が入れたボールを��坂本トラップからポストで落とし��柴田へ撃ちきれず。2トップの連携で崩せるのは大きい。45分、矢板中央�┛貌�カットインからシュートは上に外れる。決定機。46分、富一サイドチェンジで��柴田から左に流れた�げ���マイナスの左クロスは左CKへ。50分、富一�欝彿櫃�落とし��坂本が右突破も矢板中央��川上ナイスカバー。�だ韻箸離僖錙失垢�ら��川上はカバー役が多いが、なかなかスピードもあっていい選手ですね。マークを捨てても危険な選手を潰しに来るし、大胆ながらなかなかいい素材だと思います。52分、富一��坂本の左クロスを�欝彿櫃�ファーで落とし中の�┣貪弔�蹴り込む。1−1。完璧な崩し。53分、富一��柴田がまたも左で持ってカットイン、ファウルで止められ、左FK。そのクリアを�ε槌�ヘッド、上に外れる。超決定機。57分、矢板中央�┛貌�→�患庇軍ぁ�そのまま左ハーフ。富一はこの時間帯一人のストライカー(��坂本)、一人の左ウイング(��柴田)、右に寄り気味な中盤という布陣で相手に対する最適解を見つけた印象がある。戦術的に柔軟でベストの布陣を敷けるというか。�┣貪弔�トップ下、�げ���、�ε槌�がボランチだが、どちらかが上がって攻撃に厚みを加える。67分、富一�欝彿蘗�㉚前田拓哉。68分、左CK、�┣貪弔離�ック。矢板中央も左CKをゲット、��人見のキックは合わず。73分、矢板中央��人見に警告。ラフ。78分、富一GK�〜蟷晦���久我芳樹。富一得意のPK戦用GK投入である。しかし80分、富一カウンターから��坂本の右クロスを��柴田が左足で叩き込み1−2。ロスタイム、矢板中央は�だ韻魑鵑欧謄僖錙璽廛譟爾暴个襪�、チャンスにならず。結局富一が準々決勝に進出した。

後半シュート数2対7(5)、CK数1対2、GK数4対5、クロス数0対4、ファウル数5対3、FK数0対1。まあ富一の順当勝ちでしょう。矢板中央は唯一の勝機のPK戦寸前までいったが耐えきれなかった。パーソン・オブ・ザ・マッチは��柴田でしょう。ただ全体にチーム力が上で、柴田を活かしきれるだけの力が富一には合った。


公式記録





第2試合がこの日のメインイベントである。プレミア所属の強豪、ただし夏は全国制覇があっても冬はなぜか優勝できず、それどころか3回戦負けの多い青森山田と地元の大観衆をバックにつけた桐光学園である。夏の全国高校総体ではともに久御山に敗れたゲームを観ていて、久御山ほどの力はないと思ったが、それでも厳しいリーグで好成績を挙げたチーム同士。プロに行く選手も桐光学園がFW小川、青森山田はCB常田とMF神谷、更には来年はGK廣末も有力である。また巨漢が多いチーム同士でもある。ちなみにこの試合は電車の都合上最後まで観られない。サッカーは試合途中にきて途中に帰る様なスポーツじゃないのは重々承知しているが、仕方なかった。


高校選手権3回戦
桐光学園高校−青森山田高校
1月3日 14時 三ツ沢球技場 ピッチ良 晴

桐光           青森山田
−−−鳥海�◆歉�川−−− −−−鳴海�◆盜盒境◆檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
イサ−安田−桑原遥��桑原孝嵯峨�⊇傘吻◆歐醒�−豊島
タビ��安部−−小林−佐藤 北城−常田−−近藤−原山
−−−−−指崎−−−−− −−−−−廣末�◆檗檗檗�



桐光 監督:鈴木勝大
GK  1 指崎尚大  97/07/07 177/70 3年 横浜F・マリノスジュニアユース追浜
DF  3 タビナスジェファーソン 98/08/07 182/74 2年 FCトリプレッタジュニアユース
    5 小林陸   97/07/14 180/74 3年 TOKYU sports system Reyes FC YOKOHAMA
    6 安部崇士  97/07/15 180/67 3年 町田JFCジュニアユース
   13 佐藤海徳  97/08/11 178/65 3年 横浜F・マリノスジュニアユース
MF  7 イサカゼイン 97/05/29 174/70 3年 町田JFCジュニアユース
   10 鳥海芳樹  98/08/01 164/60 2年 村岡中
   14 安田光希  97/05/30 173/63 3年 横河武蔵野FCジュニアユース
   18 桑原遥   98/06/21 169/63 2年 FC東京U−15むさし
FW  9 小川航基  97/08/08 184/75 3年 大豆戸FCジュニアユース
   11 桑原孝太郎 97/05/08 167/60 3年 FC多摩ジュニアユース

青森山田 監督:黒田剛
GK 12 廣末陸   98/07/06 183/78 2年 FC東京U−15深川
DF  3 常田克人  97/11/27 189/83 3年 大宮FC
    4 近藤瑛佑  97/04/12 190/80 3年 三井千葉SCジュニアユース
    5 原山海里  97/11/01 174/68 3年 クマガヤSSC
    6 北城俊幸  97/12/14 170/67 3年 青森山田中
MF  7 高橋壱晟  98/04/20 178/71 2年 青森山田中
    8 住永翔   98/10/06 173/66 2年 コンサドーレ札幌U−15
    9 豊島祐希  97/08/01 180/72 3年 青森山田中
   10 神谷優太  97/04/24 177/69 3年 東京ヴェルディユース
   19 嵯峨理久  98/05/27 166/57 2年 ウインズFC U−15
FW 17 鳴海彰人  98/04/19 175/70 2年 静内中



立ち上がりからロングボールが多い。そして青森山田は�ジ胸海�どこからでもロングスローを投げてくるのも夏と同じである。桐光��小川と青森山田��常田の空中戦が目立つは、常田が上手く競って落とさせない。青森山田�洩蝶い論儷謀�に動き回る。9分、青森山田�Ч盒兇虜牽達砲魃β�で入れる。桐光の守備はゾーン。ファーで��常田ヘッドはGKキャッチ。13分、桐光学園��鳥海、小さいのにいい加速からスルーパスは�ざ疇�ナイスカット。18分、桐光学園、ペナ左FK、青森山田はマンマーク、右に流れ、右クロスはカット。青森山田��神谷は仕掛けて桐光学園のゾーンを狭めてから広いサイドのパスを出す。ゾーンディフェンス破りの習熟している感じ。�Ч盒兇脇佑湛�む迫力が凄い。青森山田の2トップは中で踏ん張るのではなく、小刻みに足を動かし、小さなスペースを狙っている。それで桐光の守備陣を引きつけるのでサイドにスペースが出来、タッチに逃げるとロングスローが飛んでくるという具合である。桐光は左サイドバック��ジェファーソンは左利きで快速で�Π舵瑤皀譽侫謄�ーでロングフィードがあり、一気に左サイドを狙う攻撃も。ただ青森山田の右サイドバック�ジ胸海蘯虍�が固いので破れない。青森山田が放り込まれてもGK��廣末はいいカバーと正確で強烈なキックがあるので、一気にカウンターに行く。23分、桐光、�Π舵瑤離�ットから一気に狙うが青森山田�洩蝶い砲海椶譴襪癸達足ゾ�林ナイスカット。超決定機。双方CBは高さだけでなくスピードもフィードもあってレベルが高い。一方で中盤の守備は弱く、久御山に中盤を完全に支配された試合のイメージのまま。24分桐光学園スルーパスが��鳥海へ、右パスは青森山田�ざ疇�がカット。25分、桐光、右CKサインプレーで�ゾ�林がペナ内で受けるがシュートはサイドネット。決定機。27分、桐光��小川が加速してスルーパス、��鳥海へ、流れてGK��廣末抑える。更に��桑原孝突っ込むが��常田ナイススライディングタックル。そのカウンター、��神谷が仕掛け右のスペースへ出し��豊島右クロスも合わず。29分、青森山田�ジ胸灰�ットから��神谷から��豊島へ、右シュートは右に外れる。決定機。青森山田が��神谷から決定的なパスが出るのだが、ポジション取りと受け方がよく前を向けるうえ、FW陣の体勢がよく、桐光は中を絞らないといけないから、サイドがかき回される。プレスバックのスピードが遅い。神谷・常田と2枚看板に仕事をさせてしまっている。桐光では�Дぅ汽�が強引にシュートに行っているがエース��小川が高さで勝てず、撃てない。29分、青森山田�ジ胸灰�ットから�洩蝶い�落して�Ч盒怯Ε轡紂璽箸郎犬乏阿譴襦7萃蟲 9垢豊�神谷のスルーパスに�洩蝶い�GKと1対1もGK�〇愃螢淵ぅ好察璽屐7萃蟲 �ギリギリまで観ていた。33分、桐光�Дぅ汽�がカットからミドル、右上に外れる。気迫を見せる一撃。そして33分、桐光、中央突破、相変わらず青森山田も中盤中央の守備が甘い、��安田のスルーパスを��鳥海が落とし��小川右シュート、決まって1−0。完全に崩していた。37分には青森山田、右CK,�Ч盒兇留β�は合わず。前半は1−0で終了。

前半シュート数5(2)対3(2)、CK数3対2、GK数3対6、オフサイド、クロスの記載なし、ファウル数3対3、FK数1対0。互角の内容だった。桐光は中の攻めは良くなかったが左サイドのイサカとタビナスのコンビが良かった。ただし主な武器であろうCBから��小川へのロングフィードは通用せず。青森山田の神谷は活きてる分、後半が怖い、という感じか。

43分(後半3分)、桐光右スルーパスに�Дぅ汽�が切り返して左足で右クロスにファーで��小川ヘッド、決まって2−0。青森山田としては�ジ胸海�絞るべきだったろうが、出遅れた。45分、青森山田��豊島→�圧氾蝶�。46分�該群紜���田中優勢。49分、青森山田、右FK��神谷のキックは中でヘッドも弱くキャッチ。53分、青森山田�┰傘腹���波塚勇平。56分桐光、��安田→��佐藤太一。58分、桐光��桑原孝タメて�Дぅ汽�シュートはセーブ。決定機。59分、桐光��鳥海のスルーパスに��小川がGKと1対1を廣末倒し、警告&PK。このPKが小川が上に外し。止めはさせず。64分、桐光��鳥海→�暗鎮耆座隋��洩蝶あ��伽�田拳斗。明らかにPK失敗で流れが変わり、68分、青森山田、左CKで�Ч盒兇離�ックをニアで��常田ヘッドは外れる。この時間帯、高橋が圧倒的な存在感を見せ、来年のプロ入りの有力候補かと思わせる。桐光も��佐藤のシュートがバーを叩くが、流れは変わらない。72分�卸�原遥→�╂樟邯�基。次々に青森山田がパワープレーを仕掛けるが、必死に桐光が耐える展開になってきたところで会場を後にする。

なお試合はロスタイムに青森山田がCKとロングスローからパワープレーで追いつき、PK戦ではまたもや小川が外し、青森山田が次戦進出を決めた。


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T.K. [MAIL]