2004年09月05日(日) |
AFC U−17選手権 インド−イラン マレーシア−クウェート(雑感) |
インド0−1イラン
イランは前半27分に退場者を出してしまう。内容的にもインドペース。 特に2トップのカウンターが鋭い。スピード・キレ・華麗かつ多彩な フェイントを持ち、同時期の本山を凌ぐ19番と、突破力だけでなく パスも出せる10番の高い能力が目を引いた。しかし後半イランはよく 建て直し逆に押し気味。36分、右CKでニアの14番アリ・アミリ がヘッドで決めたゴールを守りきって辛勝。 マン・オブ・ザ・マッチにはインドの19番ヘンリーを推したい。普通に 考えて一つ上の代表でもポジションを掴んでいた可能性もある。
マレーシア0−0クウェート
パワーに勝るクウェートが中盤で競り勝つもののマレーシアの堅固な守備や FW陣の弱さによって決定機もつかめない。マレーシアも攻撃意欲は強いが 最後はアーリークロスを跳ね返される事が多い。ややクウェートが押しながらもスコアレスドロー。マレーシアのキャプテン・左CB13番の群を抜く能力がピッチ上に輝いた。速く強く、前で潰すもよし、カバーもよし、ドリブルにも強い。マレーシアならA代表に呼ばれる可能性すらあるかもしれない。日本と同じ組に入ったアジアユースではきっと平山・森本らの前に立ちふさがるだろう。相方の7番も好選手。
第1試合のキックオフ直前にスタンドの人数を数えた。貴賓席(?人)、 記者席(数人)を除く。明らかに次の試合のチーム関係者やIDカード をぶら下げた人、机の上でなにやら書いている人(4人)まで含めて 21人。おそらく純粋な観客は私を含め3人。少し情けない気持ちにも なったが、試合終了後には妙な優越感すら感じていた(笑)。楽しい 2試合だった。
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