皇帝の日記
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南カリフォルニアでは大変珍しく、まとまった雨らしい雨が一週間に渡り降る予定。 昨日も今日も雨。 マリーナデルレイは海側だし、ロス自体が雨に弱い都市なので、道路のあちこちが水に埋まっている状態。
ジャバ夫さんが「このチャンスに、イサムに雨を教えなきゃ!」と言うので、雨なのに夫婦そろって外に出て、 「これが雨だよー」 「お空がおかしいねー」 「頭がどんどん濡れちゃうねー」 「雲が融けてるんだよー」 とイサムさんを濡らしていた。
オクラホマの子供が、「丘」や「山」という単語がわからないように、イサムさんも「雨」のわからない子になってしまうかもしれない。
さて、昨日の運転の試験。
お爺ちゃん先生の手作りテストだったのだが。 なんと、試験問題が全部旧漢字。 所々中国の簡体字も混じっており、これ、アメリカ育ちの二世の人とかは読めないんじゃ・・・と心配させられる問題だった。 いや、一世でも「通過」の「過」が簡体字とか、読めないかもしれない。(シンニョウに寸) 「しかし」を「然し」って格好付けないで書く人、私初めて。
「慢速」は「減速」って書きたかったんだろうな、と思う。 それは中国語。
外来語のカタカナ表記は、先生のフィーリングで構成されていて 「ミラー」は「ミーラー」 「スピード」は「スビート」 「ポンド」が「ボント」 だった。
あーアクセント置くところと、破裂音、濁音難しいですよね・・・。 有気音と無気音が日本人にわからないようにね・・・。
「カリフォルニア」「フィート」などの、拗音は難し過ぎたらしく、諦めてそこだけアルファベットで表記されていた。
これらの混沌とした問題文が、もちろんワープロではなく手書き。 しかも、お爺ちゃん達筆。 その上コピーが斜めで、文の端が切れている。
問題自体は簡単なのに、こんなに読み下しが困難な物だとは。
先生の複雑な言語習得背景と、その影響力、結果について、貴重な研究材料になり得る筆記だな、と思った。 どっかの研究室に寄付したい。
皇帝

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