皇帝の日記
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2010年01月18日(月) ドライビングスクール

そんなわけで、信号無視の罪で行って来ました、ドライビングスクール。
ここで八時間の講習に耐えた後、筆記試験を受けて合格すれば、晴れて無罪放免。

ジャバ夫さんが、日本語で講習を受けられるところを探してくれたのだが、それがなんとパサディナ。
遠いよお。
いや、自分が悪いんだ。
めそめそ。
朝早く出かける。

すると、なんともはや、山が近い。
近いよー。
何にも無いよー。
やたらに歯医者があるよー。
学校の周辺だけで、1ブロックに5件も歯医者があるよー。

まあ、色々面白い事はあったが、最も面白かったのは、講師のおじいちゃん。
なんと90歳近い。
とても元気で、ヨボヨボではないのだが、下の歯が全部無いので何を言っているのかつまびらかではない。
歯医者で!
近所の歯医者で下の歯植えてもらって!

というのは大きなお世話だが、おじいちゃん、実は台湾人である。
日本植民地時代に生まれ、大戦中は日本の空軍として優秀な成績を修め、戦後は中国の弾圧を逃れてアメリカへ。
そんな経歴なので日本語が大変上手なのだが、使う単語が教育勅語時代なのだ。

「あにはからんや、ここで二台の車がであったのである」とか
「しからば裁判所へ行くしかないので」とか
「夜中に黒い着物を着た歩行者が通れば」など。
着物て。

また、戦中の人らしく「バカヤロー」を連発するのだが、問題を出す時に「こちらからバカヤローの白い車が左に曲がって来て、黄色い車にぶつかりました。悪いのはどっち?」という問題の出し方で、どちらの車の過失なのか、バレバレなのである。

歴史の話が好きなのか、講習の大半が中国の歴史。
午前中は現代から元までさかのぼり、午後はついに秦の始皇帝にまで話が及んだ。
更に、健康の秘訣まで。

健康の秘訣は、口腔衛生だそうな。
歯槽膿漏が人類の滅ぶ原因になるだろう、と予測された。


皇帝