皇帝の日記
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ジャバ夫さんと、散歩中にすれ違う赤ちゃんを、勝手に「イサムのライバル」と呼んでいる。
どちらがかわいいのか。 勝手に審査している。 イサムさんは連戦連勝。 何故なら、ライバル達にはハンディが有るのだ。 審査員の子供でないと言うハンディが。
「いやー今のライバルは僅差だったけど、やっぱりイサムの勝ちだね」 「イサムの方がほっぺがふくよかで、かわいいね」 とか、まことに勝手に言いたい放題。 赤ちゃん連れが道の向こうから歩いてくると、「イサムのライバルが来た!」と馬鹿夫婦は身構えるのだ。
ところが、ハンディをものともしない強敵が現れた。 その名もキキちゃん。
キキちゃんのお母さんは中国人とのハーフなので、キキちゃんはクウォーターアジアン。 黒いつぶらな瞳。 6ヶ月なのに、女の子のせいか、小柄でイサムさんよりちょっと大きいくらい。 いつもご機嫌で、ニコニコしている。
かわいい。 申し分無くかわいい。 アイドルイサムの地位が揺らぐ。
お父さんが、ジャバ夫さんの仕事関係の人なので、パーティーとかで時々出会うのだ。 ジャバ夫さんは、勝手にキキちゃんをイサムのお嫁さんにしようとしている。 二人の出会いを作戦立てているのだ。 まことに勝手な親心。
さて、今日は元ルームメイトどうしの結婚式! イサムさんも招待されているので、おめかしして行って参ります。 式の間、静かにしててくれるかなー。 どきどき。
最悪の事態は、ミルクを吐く事だな。 誓いの言葉あたりで。
皇帝

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