皇帝の日記
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2009年04月24日(金) お姑さん

実は義母が好きだ。

というような事を言うと、なんとなくわざとらしかったりするかなーと思ってあまり話題にしていなかったのだが、彼女はとてもできた人なのだ。
なんだか色々できるので、ついつい異国のわけわからない嫁は色々お願いしてしまうのだが、全て嫌な顔一つせず、ばしばしこなしてくれる。

歯医者の予約から、ベビーグッズの買いそろえ、電子機器の接続まで。
保険の選択の時も、ファイナンシャルプランナーばりの詳しさで指導してくれた。
イサムさんを出産したとき、病院で髪ゴムを落としてしまったのだが、しばらく髪の毛じゃまだなーと思って過ごしていたら、ある日そっと洗面台に新しい髪ゴムが置いてあったりもした。
(しかしそれが、そっと業務用の大パッケージでびっくりした)
細かい事に気がつく割に、けっこう大雑把で、やることが一々豪快なのも面白い。

イサムさんのベビーシッターももちろんしてくれるが、育児の仕方で、あーしろとかこーしろとか言わない。
きっと、息子と嫁が間違った事をしていて、何か言いたい気持ち一杯な事も有るだろうが、聞かれなければ絶対に口出ししないのだ。
立派だなあ、と思う。

イサムさんが結婚すれば、立場が変わって私が誰かの姑になる日が来るのだが、とても今姑がしてくれているような手厚い世話を、嫁にできるとは思えない。
能力面からも、精神面からも、まだまだ自分には不足している部分が沢山あるのだ。
親切だと思って色々口出しして、「お義母さん、うるさいわー」と思われる自信が有る。

そんなある日のために、今から精進しておこうと思う。

と、いうような事を、イサムさんは「お母さん、うるさいなー」と思うのだろうが。


皇帝